更新日: 2006年7月20日 (木) 23:07




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7月20日 木曜日

待ったなしって状況。オンショア、腰〜胸、それでもやる。土曜日はかなりいい感じなんだけど、明日は今日よりオンショア強くなる予報だから、もう明日は忘れてください、みたいな。だから、なんとしてでもあと1日で終われるような状況を作りたかったわけ。
よって、朝ひともめのあと、9時半に強行スタート。しょうがないなぁと、家にカメラを取りに帰るとうちの前(うちはコンテスト会場内に立ち並ぶ家の中の1軒なんです)にドーンとでかいブルーのRVがとまってる。人んちの前にクルマとめるなよ、バカモノ! と思ったら異次元からきた兄さんだった。あ〜ら、ケリーちゃん、お元気ィ? みたいな。
ワイヤレスコネクションでメールをチェックしてたケリーが、おはよう、ユキ。で、コンテストやるの? やらないの? 波はどんな感じ? ってあんた、選手なんだからそういうことは自分でチェックしなさいっての。
まぁね、この人はコンディション関係ないし、練習もいらない人だからなんでもいいんだろうな。遅刻さえしなきゃ。たぶん板もどれでもいいんだろうし。海に入ればサーフィン異次元なんだし。特にこういうクソ波はね。
で、かなり情けないコンディションでスタートしたものの、潮が上げいっぱいになるとさすがに無理。4ヒート目のパーコちゃんのヒートの後、1時間半のブレイクになった。
このコンディションだと、新人とか若いワイルドカード有利だよね。波がWQSだから。けっこうゴールドコーストぐらいヤバい波だよ。
パーコちゃん家族連れ。イヴィ、大きくなったな。ちょこまか歩いちゃって、ママのモニカは超大変だもん。
そういえばさ、昨日南アフリカのビラボンの女社長、シャローンの家のプライベートなお食事会にいったんだけど、ルークとオッキー、ジョーディ・スミスいたな。ルークに久しぶりに会って緊張した。だってワタシのツアーでいちばんのお気に入りだったサーファーだから。今はビラボンオーストラリアでお仕事してるんだって。もちろんサーフィンもしてるけど。いやぁ、相変わらずかっちょよかったなぁ。ドキドキしちゃってビール立て続けに4本も飲んじゃったよ。私グーフィーだから、ルーク大好き。
オッキーはふたり目がもうすぐ生まれるんだって。そして、WCTにいる限りツアー続けるって言ってたよ。そうなると後数年は引退なさそうだな。選手ご長寿記録塗り替えちゃってください。20年以上ツアーにいるんだからな。近代サーフィンのすべてを見てきたんだもんな。すごいな。
で、午後1時半に再開したものの、2ヒート終わり、ヘッジとミック・ロウが沖でスタートのホーンを待ているときにオンホールド。で、試合はそのまま本日打ち止め。
よって明日、どんなコンディションになろうとも、少なくともラウンド3の第7ヒートから16ヒートまでは終わらなくちゃならなくなっちゃった。運営としては明日ラウンド3の残りとラウンド4終われれば最高じゃん、って所なんだろうけどね。ファイナルデーはさ、早めに終わるに越した事ないわけ。テレビニュースとか新聞とか、その他モロモロ、早いほうがいいわけよ。
しかしな、こんなの珍しいな。Jベイで。一度10年ぐらい前に波がなくて移動した事あるけど、あの時はケリー優勝テイラー2番だったな。ま、それ以来のよくないコンディションじゃない? 
ケリー的にはね、このコンディションだったら間違いなく勝ちだったけどね。いくらアンディキラーでもホルムズにはこの波じゃノーチャンス。でも明日何かの間違いでクラシックなJベイとかになっちゃったら危険度高まるな。とはいってもパーフェクトなコンディションになっちゃったら、ごめんなさい、やっぱあなた異次元だったです、ってことになるんだろうけど。
実はね風も止まったのよ。後はスウェルが来るのを待つのみなんだけど。それっぽいかすかなセットとかもはいって来てて、中断前より明らかにコンディションは良かったんだけどね。何でやめちゃったんだろう。でも、だからこそ、明日やろうって話なんだろうな。こういうのけっこう疲れる。何だかんだいって毎日仕事だから。

パーコちゃん
ファニング
デ・スザ
エムズリー
photo by asp


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