更新日: 2006年7月22日 (土) 1:20




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7月21日 金曜日

思ったほど風は強くならず、しかもオフショアで、クリーンなんだけど、いかんせん小さい。ホント小さい。腰とかで時々、本当に1時間にワンセットぐらいだけど胸ぐらい。それでもね、やらないと終わらないから、朝7時半にスタート。40分ヒート。いや〜、長い長い。グッタリだよ、40分って。
ちょっと試合から話は外れるけど、実はいやな噂聞いたんだよ。ラビット(バーソロミュー)はもう日本でのWCTをやめて、モルジブとかどこかその辺で1試合って考えてるらしい。日本のWCTキャンセルになったことでいろんな人にいろんなこと聞かれるんだけど、来年は別のスポンサーでやれるんじゃない? っていうのが私の答えだったんだ。それに対してあるインサイダーが、いや、日本は最後のチャンスを逃しちゃったんだよ。ラビットはね、……って話。真偽のほどは定かでないし、実際にスポンサーがいるのに試合が出来ないって話も聞いたことないから、なんともいえないけど、選手が日本の波質に不満を抱いてるのは確かだし、ドリームツアーの中ではマリブだってそんなにスペシャルな波なわけじゃないのは事実だから、日本よりモルジブがいいって選手が言っちゃえばそれまで、ってのはありうるからね。しっかり既得権を確保してね、ASPジャパンさん。って、それがラビットか。その辺、ちと問題だな。
さてみんなが4点、5点勝負をしてる中、ひとりだけ7点2本そろえちゃったケリーだけど、やっぱここには何か持ってるホルムズ、幻のセットでチューブなんて決めちゃって8点出して、逆転には後6点ぐらいまでこぎつけた。でも結末は時間切れ。そんな波は1ヒートに1本あるかないかだから。
そんなふうに、40分あってもなかなか乗れないわけよ。波来なくて。これなら最初の頃のキャンセルにした日々のほうが波よかったかも。
で、本日5ヒート目のトム・ウイッタカー対ジャラード・ハウスはどっちも20分乗れなくてリスタート。で、昨日に引き続きここでブレイク。1時まで潮の引き始めるのを待って、お隣のボーンヤーズに移動、2時にスタートって選択。それにしても波ないな。ここでこんなの初めてかも。でもとにかくやらないと終われないから、WQSみたいな波でもやってるわけだ。午後の部は35分ヒートだけど、波しょぼくてやっばい。やっばいはヤバイの上の形容詞。やっばい>ヤバイ
ワイルドカードで勝ち上がったジョーディ・スミスだけど、あの波でよかったって感じ。テイラーには本当に気の毒でした。何しろジョーディ、最初にポンとひとっ飛びで、チョコ当てして9点出ちゃったから。あれはね、8点。9点は出しすぎ。ま、どっちにしてもエクセレントには変わりないけど。午後の部では彼以外誰も飛べなかったわけだから。で、味を占めて2本目も同じことしたんだけど、あたしはあれ8点2本だと思う。ジャッジは9点と7点だったけど。うまくアジャストしたな、ペリー、って感じ。
うまいなぁ、と思ったのはオッキー。コンディションその他の読み完璧。それに対する作戦も完璧。大人の試合運び。最初の2本で連続リップ、高さのあるリップとスプレーの上がるリップをうまく組み合わせて7点台、5点台後半をそろえた後、プライオリティを握ってピッタリ張り付き20分。決してラオニをひとりにしてセットのいい波に乗らせたりはしなかった。完璧だったな。
そんなあたりの駆け引きはマンオンマンのWCTだったけど、波はね、もう日本でちょっと今日波あるね、みたいなビーチブレイクWQSクラス。マジ疲れた。
何が何でも明日はやります。今晩中に波が上がる予定なんだけどね。今は気配もない。7時コールの7時15分スタート。マジっすか。7時15分って、まだうす暗いんだけど。ま、遅いスタートで暗くなるまでやるよりはいいけど。

ケリー
ジョーディ・スミス
パンチョ
タジ
photo by asp


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