更新日: 2006年8月4日 (金) 10:58




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8月3日 木曜日

う〜ん、なんかなぁ、朝はね、昨日よりちょっといいような気もしたんだけど、昼近くなってくると結局よくないなぁ、って感じでヒザ腰、レギュラーコンディションになっちゃったね。いやそれでもスプレー飛ばすやつは飛ばすわけなんだけど。昨日書いた外人比率の増加傾向、ま、これがまた続いてるわけだ。で、昨日までは誰かな、この人、みたいな名前も多かったんだけど、さすがにラウンドオブ96、ハイシードの選手たちが出てくるようになると、あ、こいつ知ってる、あら、お久しぶり、みたいな、ちょっとWCT風味も出てくるね、6スターは。でもって、やっぱね、そういう人はだてに名前が売れてるわけじゃなくてさ、こんなコンディションでも上手いわけよ。

ティム・カランの弟、ナザニエルも来てるけど、この子はね、年々顔がティムになっててヤバい。私は数年前に思いっきり間違えてるから、もう間違えることはないけど、いやいや本当に似てきたな。

もとWCTだったキーラン・ピロウと朝エレベーターの中でいっしょだったんだけど、この人がWCT落ちしたとき、WCTの選手たちは偉大な頭脳を失った、ぐらいのガックリぶりだったんだよね。キーランってすごい頭が良くて、選手会長やっててもちゃんと意見言ったり、運営サイドとの間にたっての交渉とかも上手だったし、みんなが頼りきってたインテリサーファーだったからさ。今年はWQSに回ってるんだけどなかなか好成績みたいで、「来年戻ってくるんだよね、みんな待ってるよ」というと、「あといくつかいい成績が残せればね、僕だって戻りたいよ」ってニコニコ言ってたっけ。

で、本日はラウンドオブ144のヒート17から24とラウンドオブ96の1から12ヒートまで行われ、日本人はまだヒートが回ってこないラウンドオブ96の樋口賢、高橋健人渡辺広樹、田中英義と、次のラウンドオブ48に上がった田中樹、大野修聖、大野仙雅の7人のみになってしまった。
樹はいい波に乗ってたし、タテのリップが冴えちゃってて、いい出来だったな。ノリもいい感じ。マーは今WQSで50位という日本人の未踏の領域にいるわけだけど、やっぱね、私はマーのサーフィンは日本人の中でクビひとつ出てると思うよ。当ててる場所が違う。久しぶりに見たけど、ナイスサーフだったと思うよ。ポイントも出てたし。このままこの6スターで上位に食い込めば、来年のいいシードが近づいてきて、再来年いよいよチャンス到来って話になるんだけどね。

しっかしなぁ、あのサーフィンしてて、何で勝てないかな。日本人相手に負けることなんてありえないと思うぐらい違うと思うんだけどな。国内のWQSで日本人に負けるって、なんかメンタルな部分とか、試合運びとかに課題があるのかなぁ。もしかしたら、今こそ自分にもっと自信持ったほうがいいんじゃないかな。うぬぼれ野郎ぐらいに。

ナイスサーフのマー
ノリもいい感じ
イズキのタテリップ
photo by ASP JAPAN SJY


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