更新日: 2006年8月5日 (土) 8:41




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8月4日 金曜日
朝はね、今日が一番良かったかな。クリーンでそれなりにサイズもあって、っていっても腰ぐらいだけど。でもなんかやっぱりトロイなぁ、というのは否めないかな。セットがいいポジションで取れれば3発、うまくいって4発みたいなことだったんだけど、昼近くになってくると、オンショアがそよそよ吹いて、フェイスというかリップラインがしょぼしょぼしてきて、6点7点勝負だったものが、4点5点勝負になっちゃって、結局本日の予定だったラウンドオブ96のヒート13〜24が終わった時点でストップ。今日のスケジュール消化はここまでになってしまいました。本当はラウンドオブ48の8ヒートまで行く予定だったんだけどね。

日本人減少傾向はますます拍車がかかり、生き残ったのは田中樹、大野修聖、仙雅、渡辺広樹の4人。ジュニアで優勝した田中英義は本日の最終ヒートに渡辺広樹といっしょに入っていたんだけど、4位落ち。なんか、今の英義の一番問題なところが出たヒートだったかな、と思う。板を振るサーフィン。時にアンディがやっちゃってポイントが伸びない、あの振って止まるターン。あれをね、多発する傾向にあると思うんだけど、あれは真似しないほうがいいと思うよ。同じ板振り合戦なら、ノートリムでタテに持っていけるパウロ・モウラのほうにポイントがついちゃうからさ。ま、板は振るものでも回すものでもなく、最後までレールでカーヴするものだから。ジュニアやWQSの下のほうのラウンドならそれで勝てても、上に行けば行くほど、板振りじゃ勝つのが難しくなっていくと思う。WCTだと、そんな板振りターンは点にしてもらえないから、どんなコンディションでもみんなレールのカーヴィングを目指すわけだけど、時には途中で止まるハーフターンになる人もいて、それは致命的なわけで、だからこそみんなその辺を意識して直す。だからこそ、ここのこんなコンディションでもWCT組は強い。ツーターンで6点、7点とか出る。腐ってもWCTだな、って思う。決して身軽じゃないほうの選手でも、セットの波を待って深いボトムターンからシャープなリップの連発が出来るんだよな。

英義といっしょのヒートにいて勝ちあがった渡辺広樹は、英義とは対照的に彼のいいところが出たヒートだったと思う。いい波を取って、確実にメイクしていく。ひとつひとつのマニューバーに目を見張るものがなくても、きれいにまとめて4点後半をゲットしていく感じ。広樹らしい淡々とした試合運びだった。

明日はラウンドオブ48の1ヒート目から。田中樹と大野修聖が3ヒート目、大野仙雅が5ヒート目、渡辺広樹が11ヒート目。

flowブースにも押し売り用のTシャツが到着して、明日から本格的な押し売り合戦が始まりますので、よろしく。実はflowブースにアンディ呼んでます。ちょっと薄っぺらいけど等身大のアンディ・アイアンズ登場です。Tシャツ買って、アンディと記念写真を撮って、flowに載って2006年の夏の思い出を飾ってください。あ、男子の方には恒例のflowガールズもご用意いたしておりますです。はい。田原市、赤羽根ロングビーチに来て、flowブースでTシャツ買わないと、この夏あなたは、大変なことになりますよ〜〜。(キットクル〜、キットクル〜)

ビラボンプレゼンツ夢屋田原プロ
マーを含む4名が残った
惜しくも敗退した英義
photo by ASP JAPAN SJY


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