更新日: 2006年9月14日 (木) 11:18




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9月13日 水曜日

波はすっかりサイズダウンして3〜4フィート。朝は風がなくてきれいなコンディションだったものの、時間がたつに連れてオンショアで、面もがたつきがち。ちょっとトリッキーな超サウススウェルは、波の選択がポイントだったと思う。
揃ってラウンド2に残ったトライアリストのうち、最も惜しかったのはロブかな。ロブらしいスムーズないいサーフィンもあったけど、乗ってる波が違ったって感じかな。ティム・レイズの乗ってた波がやっぱり見た目もよかったと思う。でもな、ロブがあそこで勝てば次はケリーとマンオンマンだったのに。それもちょっと見てみたかったんだけどね。

ファニングとデーン・レイノルズはファニングの貫録勝ち。デーンもお得意の安定感のある飛びを上手くライディングに組み入れてるんだけど、後が続かないっていうかね、大技入れて4発のマニューバーってエクセレントライドの壁がなかなか破れなかったかな。2マニューバーで8点以上出すならトニー・ホークばりのトリッキーエアーじゃないとね。でもこの人はそれが出来るわけだから、先が楽しみではあるんだけど。本人も来年からWCT目指して真剣にWQS回るつもりになってるし、来シーズンのWQSの目玉になるんじゃないかな。

テイラーとジェイミー・オブライエンはここの波をよく知っているテイラーに軍配。何発か当てて続く波もあれば、2発で先がつぶれたりなくなったりって、なかなか判断がしにくいコンディションだったから、その波のマジックにやられたジェイミーだった。やっぱりね、この辺の波の読み方とか、料理の仕方とか、正しい波をじっくり待つ感じってのはWCTサーファーのほうが上だな。というより、ジェイミーってどうも試合が上手くないと思う。なんか根気が足りないって言うか、若い頃のブルースみたいっていうか。

昨日も元気のなかったブルース・アイアンズだけど、今日もなんか今ひとつ。エイドリアン・バッカンに負けてこの試合33位で終わった。もう気分は大好きなフランスなのかな。エイドリアン・バッカンはせっかく今シーズンクオリファイしたんだけど、怪我で初戦から出場できなくてこの試合がWCTデビュー戦。でもってブルースに幸先よく勝った次のラウンド3の相手はケリー。いきなりきついな。

ラウンド3から先はリシードなしでそのまま上がっていくので、上半分にファニング、ダミアン・ホブグッド、パーコちゃん、ケリーが固まってて、下がアンディ、テイラー、ワード、タジ、ボビーあたりのグループ。ま、どっちもどっちだけど、トラッスルズの波ってことを考えると、上のほうがきつい感じかな。ただ心配なのは波。次に入ってくるのが金曜日だから、明日とかどうなっちゃうんだろう。出来るのかな??

ファニング貫録勝ち
来年からWCTを目指すデーン
テイラーに軍配。
エイドリアン・バッカン
 
photo by ASP


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