更新日: 2006年10月28日 (土) 23:56




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10月28日 土曜日

え〜、最近地方営業づいてて、なんと今宮崎県の日向にいます。ま、何もなくてくるわけじゃないんだけど、お倉が浜でプロジュニアの3戦目が今日、最終戦が明日でレンチャンなわけ。プロジュニアはflowも協賛してるってことで、編集長が行かないってのもいかがなものかと思ってね。たまにはさ、宮崎の地鶏もいいかなぁ、なんて。

で、プロジュニア2試合だけじゃなくて女子のスペシャルイベント、あと、20歳以下のガールズっつーかピチピチのレディスジュニアの試合もあったわけ。3人ヒートでふたりが1月にオーストラリアで行われるワールドジュニアにいけるってヤツ。なんか今日は3つディビジョンがあって、ちょっとオバサン、わっけわからんかった。
えっと、ジュニアってのはやっぱオープンに比べると見てて今イッチョなんだけど、サーフィンの勢いがいいっつーか、早いだけっつーか、ま、でも元気でいいやね。優勝したのは地元の萩原周だけど、今日オバサンの目に残ってるのは中村昭太のセミでの1本と、切詰英利のファイナルでの1本。

中村昭太って切れがいいけど、上半身の無駄なアクションが多い、ちょっとうるさい感じのスタイル。あれが洗練されればけっこうこの先いいんじゃないの。もっと落ち着いた感じの引きずるレールサーフィンを覚えれば、器用そうな選手だからアリかなと……。

切詰のスタイルはスムーズでいい。あのまま曲がらずに上達すればWQSでも適当にポイント出てくると思うサーフィンだな。ちょっとムラあるけど。ま、でもこの辺はすでに国内じゃ明日にでもWCTぐらいな勢いで騒がれてるお兄様たちだから、オバサンに言われるまでもないか。

そんなメインイベントより、今日の大発見は橋本小百合ってジュニアの女子。何でも北海道のお方で、スノーボードではすでにかなり有力な選手らしいけど、彼女のサーフィンは久しぶりに見た本格的なスタイルの女子のサーフィン。完成度は大分違うけど、オーストラリアのステファニー・ギルモアみたいな感じ。大柄な体格を生かした、ダイナミックなカーヴィングサーフィン。文字通りの大型新人だと思う。あの子はこのまま行けばうまくなるし、世界狙える。ただね、やっぱ大柄なだけに、波のサイズがないと苦しそうだから、コンディションのあまり当たらない国内の大会はつらいかな。いるんだね、ああいうオナゴも。曲がらずに順調に伸びて欲しいものです。

明日は女子のファイナル(間屋口香、斉藤ユリ、萩原水紀、北川成美の4人)と、ジュニア最終戦、そして16歳以下のグロメッツ。なんか毎日毎日いろいろあるお倉が浜なわけだ。flowテントも出てます。お近くの方はぜひどうぞ。(Photo ASP JAPAN)
▲ファイナリスト
▲中村昭太って器用そうな選手だ
▲切詰はスムーズでいい。
▲橋本は世界狙える
 


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