更新日: 2006年12月12日 (火) 14:21




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12月11日 月曜日

え〜、昨日よりサイズダウンして4‐6フィート。しかし今日もリップカールプロ・パイプラインマスターズはオン。ラウンド2の8ヒートとフォスターズエクスプレッションセッションが行われた。パイプ、バックドアともにあるコンディションだったが、昨日と同じように朝のうちはパイプがメイン。クリーンな朝イチヒートのケリーはやっぱ徐々にケリーらしい、ヤバメのチャージを見せていた。超レイトテイクオフからフリーフォールしてる間にチューブ入ってるとか、テイクオフの瞬間から壁に手入れてストールしてるとか、なんか、例のなんじゃい、ありゃ、なワザ使ってた。本人はコメントの中で、It’s just like jumping back on a bike と言ってるけど、本当にそんな感じ。徐々に調子が戻ってきたというか、パイプでのサーフィンの感じがつかめてきたというか、そんな感じだ。みんな同じようなことを言ってるけど、今シーズン、試合の練習しようにもパイプの地形が整わなくて、しかもスウェルが来なくて、誰も練習できてなかったからね。練習しないんじゃなくて出来ない状態。コンテストの中でパイプ、バックドアの波の感覚を思い出していくしかないわけよ。

確かにラウンドワンのヒートのケリーは、なんか出来が今イッチョだなって感じ、っていうか、あれ、ケリーのパイプってこんなんじゃないはず〜、みたいな印象だったけど、今日はうん、そろそろ来てるね、って感じかな。もちろんまだまだいつものケリーじゃないけど。あの人もっと全然ヤバイもん。 ま、本人も感じがつかめてきたって言ってるから、ヒートごとに調子を上げていくって感じなんだろうな。

逆に今回最初からもう全開なのがブルース。ラウンド3にスキップしてるから今日は出番がなかったけど、フォスターズエクスプレッションセッションには出ていて、ジェイク・パターソンとともに仲良く10点満点ライドを決めて賞金の2000ドルを手にした。 このエクスプレッションセッションは8人の3ヒートでハイポイントに賞金ってやつで、みんな練習がわりにケリーなんかも出てた。賞金は取れなかったけどヒート終了後、ケリーが上がってくる前にメイクしたバックドアの1本は、「出たな、妖怪」、って感じだったよ。 あと、今日唯一の10点満点はファニングだったけど、あれはちょっと、え〜、今の10点?? って感じだった。

ローカル族で本日目立ってたのはイアン・ウォルシュかな。この子、マウイの子なんだけど、ドリアンのケイキクラシック出身なんだよね。意外なところではマリア・ジョーンズダンナのルーク・ステッドマン。なんかけっこうソツなくうまい。この人こんなにパイプ上手かったかなぁって感じ。 おかげでパーコちゃんやられちゃったし。よって、トリプルクラウンはほぼすでにアンディの手中にある。唯一タジにチャンスがあるんだけど、タジが優勝して、アンディがラウンド3で負ければって話だから、もうアンディで決まりだね。 明日はたぶんオフザウォールのフリーサーフデーで、コンテストはオフじゃん??

たぶん次のスウェルを待つと思う。水曜日か木曜日あたりが次のコンテスト危険信号って感じっす。 
▲やっとケリーらしくなった
▲パーフェクト10のファニング
▲ロブ・マチャド
▲マウイのイアン・ウォルシュ


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