更新日:2006年12月15日 (金) 16:48




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12月14日 木曜日

う〜ん、あのアンディについてる神様ってなんなんだろうな。すごく強力。アンディが表舞台にデビューしたときから、っていうかワールドタイトルを取り始めた時から、アンディの後ろの百太郎、強力だよな〜って思ってたし、何年も長いこと活躍してるな、百太郎って思ってたし、書いたりしたけど、今年のツアーではいよいよアンディの百太郎、疲れちゃったかな、って思ってた。

しか〜し、2006年のラストスパートすごかったな。アンディじゃなくて、百太郎の。もうね、あのファイナルは後半に入るまで完全ケリーペースだったし、ギャラリーのすべてが、たぶんアンディのGFリンディでさえ、心のどこかではあ〜、しょうがないな、今日はケリーだなって思ってたはず。そのぐらいケリーだった。今日一番ヤバイバックドアを抜けて10点出したのもケリーだったし、インターフェアしても1位上がりだし。今日はケリーの日って感じ。オンアミッション。

ラウンド3でさ、最初に8点スタート。そのあと彼ったらインターフェアしちゃうわけ。で、その後の10点。今はインターフェアしてもベスト2の2本目が半分になるだけだから、10点と8点の半分で4点。で、トータル14点。あのね、これでインターフェアしたのに1位通過なわけ。

いや、あのバックドアはね、あ、スイッチ入ったな、って感じのケリーだった。あれ、どうやって抜けてくるの?? みたいな。出た、ケリーって感じ。なんか鳥肌とか立ってる人もいたし。そのぐらいのライディング。

でもって、まんまケリーペースファイナルだったからね。120%ケリーだってみんな思ってたわけよ。

ところがところが、後半。残り10分とか。とんでもないバックドアをアンディが抜けるわけ。両手上げて。スーパーガッツポーズ。もちろんボルコムハウスは大騒ぎ、アンディ親衛隊は発狂モード。ま、それに押されて0.5高いかな、の9.87。

それで、今までケリーに対してコンビネーションだったアンディがあと8点ぐらいってシチュエーションになっちゃった。そこから、あれれ、なんか様子がおかしいぞ、みたいな。でもって、潮の加減で時折入ってき始めたオバケセット。その特大のをケリーがアプローチ。でもほんの少し奥に居たっていうか、回り込んだっていうか、アンディがちょっとディープすぎるところからその波に競り勝ってテイクオフ。それをアンディがまたもやガッツポーズつきでメイク。あれが今日の神様のお好みが見えた瞬間だったかな。あれはさすがのアンディでも出てくるかこれないかは五分五分。運を天に任せての突っ込みだった。で、またもやボルコムハウス及び親衛隊大発狂。それに10点満点。あれをね、ケリーが取ってたら間違いなくケリーに10点満点だからね。
あのわずかないろんな要素が今日はアンディの百太郎全開の証拠。
でもね、ギャラリーはすごくケリーよりだったかな。表彰式では親衛隊はもちろんアンディだったけど、一般ギャラリーの声援はケリーの2位表彰のほうがアンディの優勝のときよりでかかったもの。ちょっとアンディに気の毒な感じ。

なんかね、見てるときにはあ、これも書こう、あれも書こうって思ってたんだけど、結局終わってみればケリー、アンディ、そしていつかのタイトル争いのときのように勝ったのはアンディ。なんかそんな感じ。ハワイは昨年に引き続きアンディ総取り。トリプルクラウンもアンディ、パイプマスターもアンディ、でもって、WCT2位争いも結局アンディ。う〜ん、カウアイ親衛隊パワー強し、なのか?
▲昨年に引き続きアンディ総取り
▲ケリーペースファイナルだった
▲アンディについてる神様って
▲アンディの優勝
▲ケリーに10点満点だから


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