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3月5日 月曜日
思いっきり間違えてましたね、私。男子のヒート表。
私的にはちゃんとシード順に乱数表にしたがって入れてたつもりなんだけどね。入ってなかったね。ごめんなす。
え〜。正しいヒート表を見ると、上、きっついなぁ。パーコちゃん、ケリー、ボビーのほかにブルースとモリソンも上入っちゃったのね。ま、だからって下が楽なわけじゃないんだけど、こうなると下はファニングとタジのセミって感じかな。今のところ。上はフツ〜に行けばパーコちゃんとケリーだけど、そうなるとなかなかflowなセミファイナル陣になっちゃうから、きっと違うと思うな。なんか、何であなたここにいるの? みたいな人が出てくるはずだな。
さて、本日は女子のロキシープロプレゼンティッドバイサムソンのファイナルデー。朝はなんとなく今ひとつでちょっと潮待ち、10時ぐらいにQFからスタートしたわけ。波は時折オーバーヘッドのセットが入るけど、難しい上がりかけの波。波が上がるということは嵐も近いわけで、クオーターのうちはまだ良かったんだけど、セミに入ると雨ザーザー。撤収して、家のベランダから観戦しました。目の前だから放送も聞こえるし。ファイナルが終わる頃には雨も上がったんだけど、あまりにもなんかだる〜いファイナル内容で、モチベーション下がりっぱなし。結局表彰式に会場に戻ることもなく、なんかグッタリだったな。
さて、クオーターは注目の14歳、カリッサ・ムーアが7点、9点をそろえて、レインに続き、メガン・アブボにコンビネーション勝ち。続くセミでも特大のセットをつかんで9.33。上のブロックでは向かうところ敵なし状態でファイナルへ。
下はシルヴァナ・リマ、ステファニー・ギルモアのどちらかのはずだったんだけど、ステファニーがチェルシー・ヘッジスにぼろ負け。波を選びあぐねて、彼女本来のサーフィンが出来ないでいる間に、チェルシーに2本まとめられて、そのまま敗退してしまった。なんか、この辺から今日はけっこうチェルシーだったかも。次のシルヴァナ戦もそうだったけど、6点7点のスコアラインを2本揃えるのがひとりだけ早かった。それ以上特にすごいってサーフィンじゃないんだけど、相手が8点台9点台の争いに持っていけなかった。そこに持っていければサーフィンが違うから、チェルシーは追いつけなかったはずなんだけどね。
でも、今日はチェルシーだけがヒート開始早々、6.5とかのそこそこのライディングを簡単に決めてしまう。これはファイナルまでずっと同じペース。シルヴァナはまともにサーフィンできれば大差でチェルシーを破れたはずなのに、リーシュが切れるアクシデントなどもあってセミで敗退。ここで今回ギャラリーの目を釘付けにした新しい女子サーフィントリオでは、カリッサだけが残った形になった。でも観戦に来ていた日本人プロたちや、現地ギャラリーたちも彼女たちの新しいサーフィンには脱帽。いいライディングには思わず拍手が出るし、おいおい、マジかよ、みたいな感じでみんな見てました。
ファイナルは試合開始早々チェルシーが例の6.5攻撃。カリッサはなかなかこれという波が決められないでいる。乗ってもワンターン。そうやってもたもたしているうちに、チェルシーがバックハンドのハーフターンとカットバックの連発でアベレージライドを重ねる。で、そのまま時間切れ。なんか、サーフィンは絶対チェルシーじゃないのに、優勝はチェルシー、みたいなロキシープロでした。
ステファニー、シルヴァナ、カリッサ。サーフィンだったらこの3人の誰かだったんだけどね。勝負を左右するのはサーフィンだけじゃないからね。第一波に乗れなきゃ勝てないし。でもね、14歳、中学生でWCTファイナリストって、すごい。しかも、運とかじゃなくて、サーフィンがそのレベルだってのもすごい。日本の女子ジュニアじゃ橋本小百合かな、とは思うけど、カリッサとはだいぶ差があった。マズイなぁ、ちょっと近づいたと思うと、すぐまたズバ〜ンって離れちゃうんだな。
ま、そういう話はASPジャパンのブログのほうで書いてるからそちらもあわせて。ページの上のクイックプロのバナーをクリックすると、過去のブログのアーカイヴが見られるそうだよ。過去といっても始めたばかりで、まだ3つしかないけど。
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▲チェルシー・ヘッジス優勝 |
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▲2位は14歳のカリッサ |
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▲ステファニー |
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▲レベッカ・ウッズ |
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▲シルヴァナ・リマ |
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