更新日: 2007年4月9日 (月) 22:22




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4月9日 月曜日

ジョハナ、朝8時からフルで1日、ってのね、やっぱかなりきついものがある。ラウンド2の16ヒートととラウンド3の6ヒートまで。帰りは夜8時半。しかも私にとっては連日のジョハナ。でもって、明日もかも、みたいな……。愚痴、グチグチ愚痴。

詰め込むねぇ、コンテストディレクター、マックス&ダミアン・ハードマンコンビ。2年前の3日で終わったフィリップアイランド移動を思い起こさせる詰め込みぶりだな。 ま、それだけこの先の予報がさっぱり期待できないってことなわけだけど。

で、ラウンド2は、ま、ジョハナでやるなら順当な結果続きのラウンド2って感じかな。本日のジョハナは朝のうちは風もなくて、クリーン。でも昨日よりちょっと小さいんじゃないかなって感じで、ハイポイントの出せる波の数がいかんせん少く、ラウンド2前半はそれを2本揃えるってのがなかなか難しいコンディションだったと思う。インサイドのバックウォッシュで時にグニャグニャになるセクションを決められるかどうかってのもあった。セットを揃えた所で7点2本がいいところな波質かな。とはいっても十分コンテスタブル、日本だったら最高のコンディションに恵まれた、ぐらいな感じなわけだけど。

で、昼ごろからサイズアップ、そのいきなり入ったオバケセットをきっちりつかんで仕事したベン・ダンが9.5と7.5をそろえてラウンド3へ。もうね、有名コーチの息子って、ここまで試合上手いかな、って感じ。チャンスは絶対逃さないし、自分のやれることはすべてヒート時間内にやる。運をむりやり呼び込むみたいな戦いぶり。サーフィンそのものとは別の部分が完璧。これはこれですごいな。試合ごとに攻め方とか変わって来てるし、なんかホント、WCTを研究しつくしてる感じだよね。ま、あの9.5は相当びっくり点入ってたと思うけど。個人的にはあれが今大会のベストスコアってのは、ちょっと違うんじゃないかと思う。

でもって、その後はサイズアップとともにジョハナお得意のオンショア吹いてきて、今イッチョ。ま、このビーチブレイクになると、ブラジル人とか、WQS上がりとか、やっぱその辺の軽い系サーフィンが有利だよね。でもケリーとかファニングとかパーコちゃんとかアンディとかのオールラウンドなトップグループが出てくれば、あ、やっぱ違うのね、って思うんだろうけど、その人たちはみんなラウンド3後半だから、今日はお休み。 テイラー・ノックス、コリー・ロペス、CJホブグッドあたりのヒートはね、ベルズだったら結果が違ってたと思う。ひとつのターンの質は違うんだけど、まとめぶりがね、相手のほうが上だった。コンディションを上手く利用できなかった感じの負け方。アンラッキー。

ワイルドカード陣で唯一勝ちあがったニック・マスクロフトは昨日のフリーサーフィンでもけっこういいサーフィン見せてたし、もともとリーフよりビーチブレイクが得意な選手。でもな、ラウンド3はケリー相手だから、そこまでだと思うけど。今のケリーにはウイークポイントないからね、本人がきっちり仕事しさえすれば。 アンディがちょっと見ものかな。相手がロドリゴ・ドネレス。この人ビーチもアリならでかいリーフもアリな人で、今日のジョハナならアンディより軽そうだし……。

で、ジョハナだろうがウインキーだろうがベルズだろうが、とにかく本人がここが好き、で、それよりここの神様が彼が好きって感じだったのがオッキー。あのコンディションでカイ・オットンはオッキーにとってけっこうヘビーヒートだったと思うけど、いい波2本きっちり乗って8位点台そろえて勝ちあがった。ホント、このヴィクトリアの神様はオッキー大好きですわ。

明日はジョハナか、はたまたウインキーか、波の上がり方次第。どっちにしても、家に帰る、修行する、寝る、超早起きする……つらい。  
▲試合が上手いベン・ダン
▲ダミアン
▲ニック・マスクロフト
▲ロドリゴはアンディと対戦
▲残念なテイラー・ノックス


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