更新日: 2007年4月10日 (火) 18:13




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4月10日 火曜日

いや〜、もうヘロヘロだわよ、あ〜た。 連日の往復5時間ドライブ、プラス丸1日ビーチで日干し。しむ〜。 でも関西方面のサーファーってこういうことしてるんだよね、きっと。一番近いビーチが磯の浦とかなんでしょ。大変だよね。

で、連日のジョハナですが、今日が一番なんか難しい波だったかもしれないな。中途半端なサイズ。もっと大きけりゃ気持ちよくクローズアウトだったんだけど、200メートルぐらいのクローズアウトの中に、時に3〜4発当てられる波がある、みたいな。それ上手くまとめた人の勝ち。

で、本当は9時スタートでラウンド4まで終わらせたいところだったんだけど、潮待ちで結局スタートしたのは10時、でもってラウンド4まではたどり着けず、結局ラウンド3の残り10ヒートを消化したのみ。ま、それでも朝10時から午後3時、ドライブ入れれば朝6時から午後6時なわけだけど。

たった1ヒート、フィル・マクドナルド対フレッド・パタッチアでフレッドが勝って、シードが上の選手が負けになったけど、それ以外の9ヒートはきっちりシードどおり、ハイシードの選手が勝ち上がり、今のところかなり順当に物事が進んでいるリップカールプロです。神様つきのオッキーは、ダミアン・ホブグッドとのグーフィー対決に破れて、ベルズでは不本意な17位。ま、でもしょうがないかな、今日のコンディションだと。

本日断然光ってたのはケリー、ファニング。ケリーは、あ、そこチューブだったんだ、みたいなインサイドセクションのチューブをメイク。ファニングは本日最初で最後のチューブセクションがあって、しかも当てるセクションもある形のい波をしっかりメイク。9.83の今大会ハイエストスコア、続けて8.83も出して好調ぶりを見せ付けた。ホント、この人たちにはダメなコンディションってのがないわな。アンディはちょっと危なげだったけど、何とかメイク。今日が26歳のお誕生日のパーコちゃんもエイドリアン・バッカンに最後に逆転されそうになったけど、なんとかクリア。

でも本日一番面白かったのはラスト3ヒートのケリーのDJ。あの人コンテストDJになったほうがいいかも。話がね、すごく面白い。いや、ファニーに面白いんじゃなくて、解説が深い。波の見方、コンペティターの試合の仕方、彼のタクティクス、今日みたいなコンディションの波の料理の仕方……その辺の話はホント翻訳して教科書にしたいぐらいだね。でもって、波待ちの間の昔話とかも、けっこう今だから語れる思い出話みたいのがあって、退屈しなかったな。インターネットで見てた人たちはこれ聴いてたと思うけど、英語がわかる人なら、お前、ずっとそこに座ってしゃべってろ、って思ったと思うよ。

でもこの人、DJに入る前までは、コンテスト会場のずっとずっと右の端っこで、誰にも気づかれずに黙々と、暗〜く貝拾いしてたんだけど。 すぐ目の前にいた私も気がつかないぐらいだった。一緒にジョハナドライブに付き合ってくれたルームメイトのアンジェラに、ねぇ、ケリーは何拾ってるの? って聞かれて、初めて、え、どれがケリー? あ、ホントだ、みたいな。ちょっと話したけど、そのあと1時間近く拾ってた。でも彼だと気づいたのはほんの数人だったな。娘にね、ピンクっぽいムラサキの貝拾ってたの。お土産に。穏やかなひと時。コンテスト会場内でケリーの周り半径10メートル以内に人がいないってのも珍しい景色だったな。

で、帰りにちょっとベルズとウインキーの波チェックしたけど、ラインは見えるもののまだまだコンテストが出来るという感じではなく、でも予報は波来る予報だし、ま、それ待ち。あすはベルズかウインキー、はたまたオフであさってか、みたいな感じ。ヘッドジャッジのペリーと話したけど、明日か明後日、スウェルの予想次第だって言ってた。 ま、少なくとも明日は5時間ドライブないわけで、めでたしめでたし。ついでにパーコちゃんもお誕生日おめでとうで、めでたしめでたし。
▲ケリーが貝拾いしてたんだ
▲断然光ってたのはケリー
▲アンディはちょっと危なげ
▲神様つきのオッキーだったが
▲ダミアン


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