更新日: 2007年7月14日 (土) 1:47




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7月13日 金曜日

13日の金曜日ですが、予想通り波はパーフェクト。到着してから休みナシの連日コンテストですが、波がこうだといやでもモチベーション上がるよね。 早朝は無風で波は8フィートオーバーのクリーンパーフェクト。しかし、この波でラウンド2ってのはちょっと残念といえば残念だったかな。 最近のCTは上位陣と下位陣の実力の差が激しくて、サーフィンそのもののレベルが数段違うから、ラウンド2に回る、特に下のほうのシードの選手の戦いって、ちょっとね、つまんない。WCTの中でWCTとWQSぐらいの差があるから。

でもって、昼近くなってきたらオンショアが吹き始めて、波も台無し。13ヒートに出てたミック・ロウが、今私の隣でメールチェックしてるんだけど、それはそれはバンピーで大変だったそうだよ。それでもね、ミックったらとんでもないフローターの着地決めてたけど。あのひとさ、ホント、何回も書いたけどただのデブじゃないな。あのバックハンドのビッグフローターの着地のバランス感覚って、たぶんツアー最高峰ではないだろうか。 子供の写真とか見せてくれたけど、なんかね、赤ん坊なのに目がぐりぐりでパッキリ二重。典型的な外人の超かわいい赤ちゃんでした。一緒に来てるんだよ、って笑ったミックを良く見たら、ミックも目、ぐりぐりだし。遺伝子ってすごい。

で、風が吹いてきて面は荒れても、そうそうショルダーやフェイスがなくなったりしないのがこのサイズに上がったJベイ。まだまだ当てるセクションがあるってことで、試合はそのままラウンド3に突入。でも本日最終のアンディのヒートの頃には波のサイズは朝の半分ぐらいになっちゃったけど。 で、ラウンド3最初のヒートがパーコちゃんとトレント・ムンロー。言っちゃなんだけど、それまでの試合とは別の試合みたいなサーフィンだったな。パーコちゃんの2本目の9点なんて、違う波に見えるぐらいで、ビックリしちゃったよ。調子いいね、パーコちゃん。

ここの波にスタイルが合うサーファーのひとりのテイラーは、バンピーなフェイスに手を焼いたけど、なんとかリッキー・バスネットを破ってラウンド4へ。ラウンド4のファーストヒート、パーコちゃん対テイラーは波さえ良ければかなり楽しみなヒートになると思う。

タジも今日は順当に勝ちあがった。なんか思ったんだけど、あのファイヤーワイヤーって、タジの板、すごく浮くね。スープの上での浮き方は明らかに普通のポリエステルの板とは違う感じ。スープの登りかたが変な感じだったもん。今日みたいにスープがちな波で、扱い方さえしっかりわかってたら、かなり効果的なんじゃないかと思う。ただね、タジだから出来るってのもあるわけだけど。

で、本日は朝の7時過ぎから夕方5時半の日没までかけて19ヒートを消化。ラス前のファニングに続き、最終ヒートのアンディも勝ちあがり、ま、今のところ順当に物事は進んでる感じですね。 今日もファニングはやる気ブリブリ。あのモチベーションと集中力の維持の仕方ってすごいな。ま、それで今シーズンはあの成績なわけだけど。
▲ラス前のファニング
▲タジの板、すごく浮くね
▲調子いいね、パーコちゃん。
▲エイドリアン・バッカン
▲ミック・キャンベル
 


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