更新日: 2007年7月16日 (月) 0:45




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7月15日 日曜日

朝7時のコールで9時まで待ち。再び次のコールで11時半。ま、ありがちな、待って、待って、の日。何とかしてやりたいわけよ。ラウンド3の残り7ヒートだけでも。
この7ヒートを消化するとしないじゃ大違い。ラウンド3を終わらせてしまえば、コンテストの運営日程は大幅に楽になるわけだ。なんてったって、あと1日になるんだから。でもこの7ヒートが残っていると、どうしたって2日、正味1日半かかっちゃう。
そこでけっこう無理なコンディションではあったんだけど、11時半過ぎ、12時近くだけど、腰胸、セットで肩ぐらいのクリーンな波でラウンド3の第10ヒートからスタート。もちろん長い長い35分ヒート。35分あってもセットは4つぐらいしか来ないから、間延びするする。快晴、無風、夏のような暑さ。もうなんかちょっといつものJベイとは勝手が違う。

いやね、いい波なんだよ。クリーンで面ツルで、シェイプはパーフェクトでサイズも十分。たださ、Jベイだからね、これじゃさ、ってことになっちゃうんだけど。日本だったらこんな夢のような波でのコンテストって、1年に一度あるかないかって話。このギャップ、日本人のサーフィンとCTのサーフィンぐらいのギャップあるな。

クリス・ワードは普通にそつなく攻めてれば勝ってたヒートなのに、なんか無理してワイプアウト、みたいな感じで、フレッド・パタッチアにやられた。ワードってこういうなんか、もったいない負け方が多いなぁ。冷静に機械的にやれれば勝てるんだけど。ま、そこでメンタルが出てきちゃうのもワードだけどね。それがポジティブのほうに出ればすごいわけだけど。

ワードはいつもステイ先がお隣さんなんだけど、今年もお隣さん。初日の朝に会った時に、かなり痩せた感じがあって、ずいぶんシェイプしたんじゃない? というと、うん、って笑ってたから、もう少し行きそうだなと思ってたんだけど……。

マルちゃん、モリソンは順当勝ち。で、ケリー。ケリーのヒートはラウンドワンでもこんな感じの波だった。もっといい波で見たいなぁ。しかし、やってることが違うのは同じことで、もうルーク・ムンローとか、かわいそうになっちゃう。そのヒートのいい波は全部ルークが乗ってるし、これといったミスもないのに、勝てないんだから。

しかしね、いよいよ、この南アフリカでも出たな、ケリーシフト。ケリーのヒートになるとどこからともなく人が集まり、終わるとともに群がるアリンコ状態。そのギャラリーの大群は、ケリーとともにさっさと会場を去る。みたいな。ほかのヒート関係なし。

ラウンド4のケリーの相手はルーク・ステッドマン。そ、マリア・ジョーンズのダンナね。ま、サイズが上がると、ちょっといやな相手ではある。スプレーも派手に上がるタイプだし、ここの波も得意なほうだし。サーフィンのスタイルはね、今イッチョなんだけど。普通に行けばケリーなわけだけど、ルークが待って待ってチューブがらみのセット2本で、その間にケリーがチョロチョロよけいな波に手を出したりすれば、番狂わせもありそうな相手ではある。で、本日はそのステッドマンのヒートまでが限界。もういきなり波パタッと来なくなっちゃって、ストレスたまりすぎたキャンベルなんて怒りまくって罰金だから。

ま、それでもラウンド3の残り2ヒートとラウンド4から先の15ヒート、計17ヒートは朝7時スタートで一日で終わるところまで来たな。いや、それはぐったりするから避けたいところだけど。

▲マルちゃんは順当勝ち
▲ケリーの相手はかわいそう。
▲ルーク・ステッドマン
▲モリソン
▲ミランダ


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