更新日: 2007年8月3日 (金) 22:13




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8月3日 金曜日

はい、お約束通り本日も伊良湖岬先端ポイント。もう地図で見てくれればわかるけど、渥美半島の端の端の端、ホント先端をちょいと回りこんだ場所ですな。そこで、本日は早朝6時半スタート。ふぅ〜。

で、ラウンドオブ96の第9ヒートから先と、ジュニアの下半分の残り、及びファイナルまでが行われた。 もう、昨日の天気予報では、雨に風ビュービュー、みたいな最悪のシチュエーションだったから、すべての装備をそっちに向けて完璧に準備したものの、雨降らず。天気はほとんどの時間帯でピーカン、逆に太陽ジリジリで、死にそう、みたいな。 ま、雨より熱射病カインドのほうがましではあるけど、けっこうね、あの日差しはつらかった。

え〜っと、昨日田中樹が一足先に今回の日本人としては初のラウンドオブ48に進出したわけだけど、本日、なんかラッキー続きで、田嶋鉄兵、林健太、小川幸男が続々ラウンドアップ。鉄兵はま、そこそこいいサーフィンしたけど、グレッグ・エムズリーのミスにさんざん救われたし、点もちょっと高めだったし、健太は上で踏み変えちゃう、テール浮かせて回すリップがバレないで済んだし、幸男もキャンセルがあっての3人ヒート、しかも6点2本勝負で済んだし、なんか、今日は神様が全面的に日本人に味方してたな。

ま、たまにはいいんじゃないかな。日本での試合だから、私も日の丸しょっちゃうよ。もう、えこひいきのカタマリ、日本人なら誰でも10点出してやってくれぇ〜ぐらいな応援ぶりも、たまにはいいでしょ。

で、その勢いで、ここまで勝ってたヤツはみんな今日も勝って次のラウンドオブ48に進んだわけだけど、ラウンドオブ96の最終ヒートの大野修聖。この人だけはこんなところで負けちゃいけなかったんだけど、やっちゃったわけ。バカモノ。

ま、ほかのみんなが勝ちあがってて、普通なら自分だけは勝ちあがらなくちゃいけない立場なわけで、それが、これに勝ってようやくみんなと並ぶ、って話になっちゃったからな。プレッシャーも相当かかっただろうし。それに相手も悪かったといえば悪かったけど、アダム・ロバートソンに負けちゃいけないな。セットにさえ乗せなきゃ勝てる相手だから。ヒート開始直後、最初のセット3本をほかの3人に乗られて、沖にひとり残っちゃった時点で、あ、こりゃいかん、みたいな。その乗せちゃった3人のうちふたりが8点コースだったからますますいけない。攻め不足。

ま、それでも6スター、3人ヒートになるラウンドオブ48に日本人4人って、結構いい感じじゃないの? なんかの間違いでマンオンマンまでひとりぐらいはいけるかもしれないし。

で、本日終了したジュニア。優勝はエイドリアーノ・デ・スーザ。WCT選手。でもジュニア。なんかね、ずるい。2位がタナー・ガダスカス。この人サーフィン上手い。3位にビラボンを離れて高額新スポンサー募集中のジョーディ・スミス、4位にケーシー・ブラウン。

でもね、あの身長140センチぐらいで体重30キロぐらい(推定)の仲村拓久未と、185センチ80キロレベル(推定)のジョーディ・スミス、あるいはWCTのスーザが一緒のカテゴリーって、ルール上は正しいけど、なんか、どうなの? って感じ。でもこれは一流になるには必ず通らなきゃならない関門で、ケリーとかも子供の頃に戦った体の大きい選手の恐ろしかったこと……みたいな話は良くする。チビッ子ども、ガンバレ。
明日はメイン会場のロングビーチに戻り、7時ファーストコール。flowブースも出るし、新デザインのTシャツも売り出すし、ま、ヒマだったらおいでませ、赤いテントのflowブースに。

▲大野修聖、やっちゃった
▲鉄兵は、そこそこいいサーフィン
▲神様、日本人に味方してたな。
▲3位はジョーディ・スミス。

▲私も日の丸しょっちゃうよ


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