更新日: 2007年8月6日 (月) 0:04




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8月4日

なんかもう、朝一からすごいもの見ちゃって、実力の差?
私初めて見たよ。25分ヒートを15分で終わる男。しかもダントツ1番。WCT選手、トロイ・ブルックス。もうね、オープニングライドが9.17、中盤の駄目押しが8.00。ほかの人たちが4点5点勝負してる中でそれやられたら、もちろん写真撮ってる私は「トロイ、もうキミは海からあがってきてよ〜し」、とか心の中でつぶやくわけだけど、本当に上がってきちゃうって、すごいな。ほかの3人、屈辱。その当のほかの3人は、ティアゴ・ピレス、ダレル・グッドラム、そして田中樹。

で、屈辱の3人のなかでも、なんか、何もできないで、すべてがかみ合わないで終わっちゃったのが樹。なんか、今日はまったくいいとこなかったな。ミスだらけだったし。ま、波もね、終わってたけど。でも終わってる波でも9点出しちゃう人がいるわけだから、急に壊れたりするのはやめないとな。

でもって、本日の目覚ましヒートだったのは次のデーン・レイノルズ。いやはや、この人のエアーの成功率ってやっぱすごいね。同じような飛び職の人、世界にいろいろ居るけど、この人のエアーは美しい。スタイルがいいし、高さがある。このヒートで見せてくれたフリップ系のよじれて回ったヤツも、着地まったく乱れず、高さは6フィート。着地後にオタオタすることも無く、もう完璧。この高さがあるとね、ワンマニューバーでも9.90。出さなくちゃなんないな。だってその前のトロイの9.17よりすごいわけだから。

で、ギャラリーとしてはもっともっとデーンのサーフィンが見たかったわけだけど、残念なことにカーク・フリントフ、TJバロンとの3人ヒートで3位敗退。2007A.S.P. WQS 6STAR夢屋ビラボンプロタハラから姿を消すことになった。う〜ん、残念。個人的には同じ飛び職ならカーク・フリントフより、デーン・レイノルズだったんだけど。

もうひとり、残ってたらけっこう華だなぁ、と思ってたのはジョーディ・スミス。でもジョーディはラウンドオブ48で日本人の林健太、小川幸男の入っているヒートに入って油断したのか、けっこうバラバラ。ポジショニングも今ひとつだったし、選んでる波も今ひとつ。なんか、いいところのないまま3位敗退。おかげさんで、林健太がラウンドオブ24に進めたわけだけど。

林健太。こういうしょっぱい波、上手いな。軽い。この軽さがアダになるときもあるわけだけど、WQSじゃこういうクソ波ってけっこうあるわけで、こういう波も乗りこなせないとコンペティターとしてはダメなわけで、林健太がこういう波でもそつなくこなせるってのは、普段こういう波でも練習してるってことなんだろうな。ラウンドオブ24では3位で負けたけど、やることはやった、という印象だったので、結果オーライ、よかったんじゃないの? チャンスは十分にあったけど、健太としてはあの波ではあれ以上は出来なかったと思うし、ミスはなかったし。でもま、日本人最高位の17位は素直におめでとう。

同じヒートだった小川幸男はサーフィン的には良かったけど、決めたポジションの波がショートのハイクオリティみたいな話で、今日のジャッジ的にはリップ3発か2発かでポイント差が出てたから、ポイントが思いのほか伸びなかったな。

田嶋鉄兵。これといった敗因は見当たらないかな。鉄兵のベスト2になりうる波にはきっちり2本乗ってたし、そのうちの1本はその波できっちり仕事してたし、ミスは無かったし。でももう1本はユリ・ソドレと競って競り勝ちして乗ったけど、後で本人に聞くと、競ったあとになんかやっぱりちょっと気後れして、ファーストターンのタイミングを逃しちゃったんだと。もうね、そんなことで負けちゃだめ。ヒートの後でユリに、俺だってきれいな勝ち方はしたいと思ってるけど、時には汚い勝ち方しないとならないんだよ。俺たち勝つためにやってるんだから、って言われたらしいけど、これ、正解。ホント正解。キレイに勝てればそれでいいけど、勝てないんだもん。時には汚くても勝たないと。

そんなわけで、長丁場の6スターもいよいよあと1日。ディフェンディングチャンピオンのロイデン・ブライソン、WQSポイントリーダーのティアゴ・ピレス、絶好調のトロイ・ブルックス、あるいはエイドリアーノ・デ・スーザがジュニアと2冠、2007A.S.P. WQS 6STAR夢屋ビラボンプロタハラ完全制覇なるか。明日の午後にはすべての結果が出る。

▲林健太。
▲デーン・レイノルズ
▲トロイ・ブルックス
▲ロイデン・ブライソン

▲田嶋鉄兵。


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