更新日: 2008年2月28日 (木) 10:31




デイリー・フローASPASP-JAPANyuki's WCT OUTLOOKSIDE RIVER


▲ジュリア・デ・ラ・ローサ・トロは昨年までのジュリア・クリスチャン。


現地2月28日木曜日


本日は昨日よりグッとサイズダウンのためキャンセル。それにしてもなんか今ひとつ天気がスカッとこないわけで、昨日も今日も明るい曇りと暗い曇り、みたいな感じ。青空ピーカンってのがないなぁ。ま、青空ピーカンは青空ピーカンで、紫外線死ぬほどきついわけで、日干しなんだけど、この明るい曇りの陰湿な暑さってのも、なんかつらいものがある。背中に汗の筋10本、みたいな。

汗の筋10本たらしながら、試合の期間はブログも3つ掛け持ちなので、あら大変。サイドリバーとここは共通にしてもらってるから実質ふたつか。もうひとつはASPジャパンのサイト内のコラム。ま、でもみなさん、サーフメディアのここに来れば、ワンクリックでどこにでもジャンプできるので便利に使ってください。毎日一度すべてに目を通すこと! でないとつのだ教信者としての次のステージにはいけないよ。

▲妊娠中のチェルシー・ヘッジス
▲ビーチェリー
▲ロザンヌ・ホッジ
▲ジャクリーン・シルヴァ

 


で、ぜんぜん話違うけど、これ読んでる人の中でマグー・デ・ラ・ローサ覚えてる人。いないだろうな。多分これ、昔のカルトクイズの最難問に入るレベルのコアな昔話だから。そうさなぁ……あれはまだ小川の横に大きな杉の木があった頃の話しでなぁ……って語り口になっちゃうぐらい昔の話なんだけど、ポッツやガーラックやカレン、キャロルがいて、もちろんオッキーもいたけど、バートン・リンチとかダミアン・ハードマンとか、ゲーリー・エルカートンとかサイモン・ロウとか、スチュワート・ベッドフォード・ブラウンとかそういう個性的な人々がツアーにいた時代。うひゃ〜、なつかしい! 私がワンレンのロングヘア、ピチピチのギャルだった頃だわ。

それはケリー以前だから、80年代後半から90年代にかけてだったと思うけど、マグー・デ・ラ・ローサってペルーのサーファーがいたわけよ。ツアーに。その頃はワールドツアーとWQSが分かれてなくて、やたら試合数も多くて、ツアー回るには大変な時期だったんだけど、とにかくマグーはいたわけ。そんなに成績的にはトップ集団ではなかったけど、いいやつだったなぁ、って感じ。
ま、何で急にマグーなのか、というと、先日女子の試合を見ていて、ジュリア・デ・ラ・ロサ・トロという名前をヒート表に見つけたから。うわぁ、この子マグーと同じ名前じゃん、とすぐに思った。私の中ではデ・ラ・ローサといえばマグー、デ・ラ・ペーニャといえばビンス、ハラペーニョといえば辛い、みたいなことで、ノーミソの回路がつながるように出来ている。

で、そういえば、昔、マグーっていたね、と一緒に試合を見ていた北川成美プロ(当然知ってるはずの世代)に声をかけると、そうやねん、ジュリア結婚したんですわぁ。と、こともなげに言う。え、誰と?? そう、ジュリア・デ・ラ・ローサ・トロは昨年までのジュリア・クリスチャン。ジュリア・クリスチャンがマグーと結婚したんだって。マグーがツアーを回っていたのは15年以上前の話だから、それを考えると、かなりの年の差なんじゃないの? 今日本で流行の30歳以上年下? ま、そこまでは離れてないだろうけど、お父さんレベルではあるんじゃないかな。なつかしいなぁ、マグー。

今シーズン妊娠、出産でツアーを回らないチェルシー・ヘッジス。女子のアスリートには結婚、出産と、どうしても避けて通れない、ツアーを回るにはあまり適していない人生の節目がある。男子なら、子供が生まれるから1試合スキップとか、日本人だったら男子社会なので、ツアーにいて家にいない間に生まれたりして、いない間に育ったりしちゃうんだろうけど、外国のかたがたはたいてい試合をキャンセルしたりするよね。でも、女子のように半年とか1年とかの長きに渡ってツアーを離れることはない。

ま、それが不公平だって議論とかもあるのだろうけど、私はそういうのは興味がない。公平も不公平も、動物としてのオス、メスの役割がそうなんだからしょうがないし、ツアーなのか、子供なのかを選択する権利は自分自身にあるわけで、今の世の中では生む権利も生まない権利もメス側にある。自分が選んですることなのだから、公平も不公平も男女平等もヘッタクレもない。そういうことを声高に叫んじゃうヤツってバカみたい、と思う。もっと自立しようよ。猫だって犬だって、メスひとりで子供4人も5人も育てるんだよ。

話はちょっとそれたけど、女子のツアーにはそういう、結婚、妊娠、出産みたいなことはついて回るもので、アスリートとして生きるか女として生きるかみたいな選択になることがあり、その辺が男子と大きく違うのだが、そのあたりにゴシップネタが転がっていることも多く、ホント、大きな声では言えないけど……みたいな話はたくさんあって、それはホントに大きな声では言えないので、内緒。知りたければツアーへどうぞ。


トップページへ戻る▼ トップページへ戻る

 

 ■ご意見、ご感想はこちらまで。■
 Copyright Surfmedi@.1999-2008 当サイトに掲載されている写真、 及び全ての原稿の無断転載を禁じます