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現地2月29日金曜日

本日もスモールウエイブのためキャンセル。週末にかけて波がくるとの話。そして、土日雨。波と雨のセットで襲来ってのは、最も困るケースだな。しかし、そうこうしているうちに、コンテストピリオドも残り5日間。女子1日、男子2日の計3日はどうしたってかかるから、あと2日しかキャンセルできない計算になる。なんかとっとと終わっちゃいそうな感じだったんだけど、結局なんだかんだ、かかるな。

今私が住んでいるアパートというか、コンドミニアムはGPS的にはちょうどクーランガッタとツイードヘッドの境にあるようで、ま、本当の境もすぐ裏。丘の上に東西南北を明記したでかい塔がたっていて、その右下がデュランバー、左に下りるとスナッパー。そこがクイーンズランド州とニューサウスウェールズ州の州境。

クーランガッタという町はクイーンズランド州で、スナッパーロックスがある側、ツイードヘッドという町はニューサウスウェールズ州で、デュランバーのある側。ま、州境エリアなんだけど、私の持ってるオーストラリアのケータイの待受画面には、GPSをつかって今いる場所が出てくる。それがコンドミニアムの室内で変わっちゃうんだな。入り口やリビング界隈ではクーランガッタと表示されるんだけど、寝室に行くとツイードヘッドと出る。私は毎日州をまたにかけて動いてるんだよ。さすがだな。クーランガッタから出かけて、ツイードヘッドで寝る。ま、この辺まではいすみ市と一宮町の境目界隈に住んでる私には慣れたものなんだけど、困っちゃうのはこのふたつの州の間に1時間の時差があること。

GPS従えば、玄関は9時でベッドは10時。同じ国の中に離島とか以外で時差のあるのって、オーストラリアとアメリカかな、私の知ってる限りでは。日本はどこでも3時のおやつは3時だけど、オーストラリアやアメリカじゃ3時が6時とか、大変なわけよ。連絡を密に取らなくてはならないような東京本社と大阪支社の間に3時間の時差があったら、けっこう混乱でしょ。カリフォルニアとニューヨークの間には確か3時間ぐらいの時差があって、カリフォルニアじゃニューヨーク時間に合わせて勤務時間を設定している会社もある。ま、クイーンズランドとニューサウスウェールズの時差はわずか1時間だけど、気をつけないと時に失敗しちゃうこともあるんだな。

私のいるのはクイーンズランド、でも良く使う郵便局や銀行や、スーパーがあるのはツイードヘッド、つまりニューサウスウェールズ。そうだ、郵便局4時までだから急がなくちゃ、といっても、むこうの4時はこっちの3時。何事も1時間速く動かないと間に合わないわけ。だから、旅行代理店に行ったりして、チケット買ったり、シャトル予約したりすると、この辺では必ず、クイーンズランドタイムがいいか、ニューサウスウェールズタイムがいいか、と聞かれる。

デートの約束も大変。で、どっちの時間?　みたいな。すぐ裏の道路隔てて1時間差だから、3時に横断歩道渡ったら向こう側に渡りきって4時。あ〜た、遅いわよ!　……この辺の人はすっかり慣れている様子なので、そんなことにはならないだろうけど、どうも時差というのは海外旅行以外経験しない日本人には、何かと不便に感じるし、ちょっと混乱する。