現地03月01日土曜日
北川成美トトカルチョ塾、惨敗。ひとりとしてソフィアには賭けてなかった。でも、ただひとり、ファイナルまで行ったサマンサ・コーニッシュに賭けたタカシくん(トップヌードル勤務)が最上位ということで総取り。クソッ。ま、サーフィンが上手いヤツが試合で勝つとは限らない、みたいないい例というか、サーフィンが上手いヤツほど、どのヒートでも自分の実力をきちんと出していかないと勝てない。出来不出来の波があっちゃいけないし、精神的に壊れちゃいけない、っていうお話。
本日は女子のロキシープロファイナルデー。ラウンド3からファイナルまでぶっ通し。早朝7時半から表彰式終わって4時半。私としては、もう後10分以内に冷たいビール飲まないと、死ぬ、ぐらいな、干物な感じ。優勝はソフィア・ムラノビッチ、2位サマンサ・コーニッシュ、3位カリッサ・ムーア、エイミー・ドナホー。
事実上の決勝戦ではないかと思われたラウンド3のステファニー対カリッサ。これはどうやらステファニーにかなりのプレッシャーがかかったように見えた。カリッサは挑戦者だから、思い切りのいいサーフィンというか、けっこう的確にセットを選んで、でかいファーストマニューバーからお得意のテールスライド系のリバースとか交えて序盤リード。これが多分ワールドチャンピオンのステファニーには響いたんだろうな。普段なら絶対手を出さないような、途中でなくなる波のほうに手を出したりして、ステファニーのいいところがまったく出ない状態。このヒートは最初からここでのステファニーらしくない感じだった。途中なんとかひっくり返したんだけど、カリッサに2本目を決められて勝負はそこまで。う〜ん、メンタルの強さって大事。ステファニーがきちんと自分のサーフィンが出来れば、やはり力強さとか、スプレーの厚さやカーヴィングの上手さはぜんぜん上なんだけどね、それが出せなきゃしょうがないわな。
で、ステファニーが番狂わせで敗退すると、次の番狂わせはシルヴァナ・リマ。この人のサーフィンは今風でいいんだけど、なんか昨年に比べるとバタバタ感があるというか、特にハンドアクションがスタイル悪くなったように思うのは私だけでしょうか? とにかくこのラウンドはまったくいいところがなく、彼女らしくないロースコアで敗退してしまった。普通にいい波に乗れたら楽勝だったのに。
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