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■デイリー・フロー■ASP■ASP-JAPAN■yuki's WCT OUTLOOK■SIDE RIVER■
ファーストヒートのビード・ダービッジは始まって、すぐのセットでビードが8点台。これが結局最後まで効いた感じ。他のヒートも似たり寄ったりで、エクセレントライド1本を決めちゃえばけっこうその後波が来なくて決定みたいな、なんか負けていくほうにとってはすごくストレスがたまる感じのコンディションだったな。
ケリーは無難に6点台2本。クラウドブレイクではダミアンなら8点9点なんて普通のコンディションならまったく問題なくいつでもゲットできるんだけど、あの波数が少ないコンディションで、チューブにならず、ケリーとのリップ勝負って話になると、やっぱきついものがある。とはいってもケリーだって安泰って感じのヒート運びじゃなったから、なんか今日はみんなストレスをためた感じ。
でもしょうがないんだな。私たちに与えられた波はこれが最後だから。このスウェルは今晩がピークで、後はダウンしていく予報。次が来るのは金曜日の午後とかの話で、あまり当てにならないから、ウエイティングピリオド最終日の金曜日まで待つというギャンブルをするわけもなく、明日がファイナルデー。何があってもゴーみたいな。
多分今日一番惜しい負け方をしたのはワード。ワードとCJはふたりとも8点と8.17を持っていて、5点台の2本目争い。なんかね、最後に明暗を分けたのは8点と8.17の差の0.17、みたいな。この0.17って何? って感じ。限りなく重い0.17。
で、似たような感じで食らったのはフレッド。
最終ヒートになるともう波来ない来ない、って感じだったんだけど、セットの波でスーザが9.0をゲットする。これがね、何で?? みたいな9点だった。私たちのフォトボートからはインサイドの決めのあたりが見えないから、あまり大きな声では言えないけど、カメラマン全員、えぇ〜、何したの? みたいな感じだった。これが本日の最高得点だったわけだけど、あれが本日最高ライドだったとは誰も思えなかったな。
で、とにかくこれが効いちゃって、最後にフレッドに必要だったのが7.68とか、とにかく7点台後半。ヒート終了直前のセットでフレッドはやるだけやって、私はかなり微妙だけど出た、と思った、っつーか、みんな出たと思った。7点台は確定。8点もありだし、7点チョッキリもありかなって感じ。でも私はスーザの9点が高いと思ってたから、アジャストしてくるかなと思ってたんだけどね。たぶんジャッジも割れたんだと思う。なかなかポイントコールがなくて、だいぶたって出たコールは7.33。ビミョ〜〜。超ビミョ〜。フレッドがっくり、スーザ大絶叫みたいな。
なんかね、今日はタワー、フォトボート、でかい本部ボートと、見ている場所でずいぶん意見に差があった感じで、こういうコンディションも仕方ないことなんだけど、やってるほうは、5日も待って、これはやってらんない、って感じだったんじゃないだろうか。
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