更新日: 2008年8月1日 (金) 16:50




デイリー・フローASPASP-JAPANyuki's WCT OUTLOOKSIDE RIVERmedialine



現地8月1日金曜日

暑い。毎年ASP WQS 6スター 夢屋ビラボンプロ タハラに来るときにはこの暑さを覚悟してくるんだけど、来てみると毎年覚悟以上の暑さにしてやられる。学習できていない。本日は腰ぐらいの波? ま、それでも潮が引いている間はブレイクしてるわけで、ここ、けっこう波長持ちするんだなぁ、みたいな。

で、林健太は、なんからしくない負け方というか、とことん波とのサイクルが合わなかったな。彼には珍しいパターン。次のヒートの佐藤和也と松岡慧斗はロースコアラインのラッキーヒート。日本人ふたりの2位争いになったが慧斗が5.83を出して2位でヒートアップ。

大野修聖と田嶋鉄兵も同じヒート。サーフィンではマーが日本で間違いなく一番上なわけだけど、今日はポジショニングのミス。迷ってあちこち動く先々で波を逃した。今はターンの質をよく見てくれるジャッジだから、マーのあのトップのドライブはきちんと波に乗れればハイポイントの出てくるサーフィン。だから、ホントもったいないなぁ、と思う。セコイ波で2ターンでも5点台後半が出てくるんだから、セットさえ乗れればね、楽勝だったわけだけど。

で、サーフィンではまともにやったらまだまだマーのレベルではない鉄兵だけど、ノッてるというか、勢いがあるというか、ま、追い風吹いてるな。昨日からキレているバックハンドで8.83と7.50を出して1位通過。

田中樹は林健太と同じような感じの裏目裏目のパターン。自分の実力をまったく出せないまま敗退というストレスフルな試合になった。

で、続けて行われたラウンドオブ24の始めの4ヒート。松岡慧斗はまぁ、あのサーフィンならここまで来ただけでラッキーとしようか。それでも6スター17位だから、いいよね。本日最終ヒートの田嶋鉄兵。追い風は吹き続け、危ないながらも2位でベスト16へ。次のラウンドで負けても9位なわけで、日本人で6スター9位は初めてのこと。5スターでは田中樹の3位ってのがあるけど、6スターはラウンドオブ24止まりだったからね。で、ラウンドオブ16はマンオンマンヒート。鉄兵の相手はグレッグ・エムズリー。きっついなぁ。グレッグ今日うまかったもん。あんな波なのにちゃんとタテのサーフィンビシビシだったしな。

ティムの弟のナザニエル・カラン、ダスティン・クイゾン、ジャドソン・アンドレあたりが、腰ぐらいのポヨポヨ波なのにやりたい放題。波の選択もいいし、サーフィンもいいという絶好調。優勝候補はその辺かなぁ。ナザニエル6スター2連勝か? 先週USオープンで優勝したばかりなのになぁ……

▲8.83と7.50で1位通過した鉄兵
▲クイゾン、やりたい放題。
▲鉄兵の相手はこのグレッグ
▲鉄兵に追い風は吹き続けるか
▲松岡慧斗17位


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