更新日: 2008年8月3日 (日) 23:29




デイリー・フローASPASP-JAPANyuki's WCT OUTLOOKSIDE RIVERmedialine



現地8月3日日曜日

いや、もうあっつい、あっつい、あっつい。何回叫んでもあっつい。洋服汗でびしょびしょ。ファイナルデーの田原は相変わらずのスモールウエイブ。潮が引かないとブレイクしない膝腰。しかも昨日より波数少ないみたいな。

優勝ダスティン・クイゾン。小波、器用だな。どのヒートも同じ場所の同じ波で同じ組み立てのバックハンドで7点8点コース。まるでハンで押したようなきっちりした戦いぶりだった。すごいな、あれは。きっちり4発当ててエクセレントライド。

ナザニエル・カランはサーフィンの実力ではダスティンより上だったけど、ダスティンの機械のような正確なポイントの稼ぎぶりにはついていけないっていうか、なんか今日はうまく波を見つけられなかった感じ。


カーク・フリントフの再来かと思っちゃうような、エアーのうまさに特化して進化した感じのジャドソン・アンドレ。バックハンドはまだいいんだけど、フロントのスタイルが笑っちゃうぐらい妙というか、なんかワイドスタンスでちょっとガニーで膝が固い。で、まぁ、そのスタイルでは6スターのファイナルはメイクできないわけで、同じブラジルのもとWCT選手、先輩筋のペドロ・ヘンリークにやられて3位。ま、あのサーフィンで3位は奇跡なのではないの?? 鉄兵に勝ったグレッグ・エムズリーも3位になった。

ファイナルはダステイン・クイゾン対ペドロ・ヘンリーク。それまでのヒートとまったく同じ組み立て、同じペース。オープニングライドで8.83、バックアップライドが7.33。もう序盤で磐石の優勝態勢。中盤ペドロが8点を出して8.17必要なところまで追いつくが、そのまま時間切れ。

で、またまたウラで着々と進んでいるバリWCT。ラウンド4が終わった時点で、なんか残ってるメンツが微妙。カイ・オットン、フレッド・パタッチア、キーラン・ピロウ、ティアゴ・ピレス、ブルース、ベン・ダン、タジ、クリス・ワード。そ、ケリーが17位敗退したこの試合でなんとか差を詰めたい上位陣で残ってるのがタジひとり、みたいな。追う人たちはね、みんなでケリーと一緒に負けちゃうと意味ないし。

ま、ケリーにとってはまたも追い風。自分がタヒチで17位で負けたときにファイナルにいたのがワールドタイトル争いに関係のないワイルドカード、そして今回の17位のときもこのメンバー。ま、タジが優勝すれば近づくわけだけど、ケリーから見たらファニングに優勝されるよりはずっとましなわけで、まぁね、どっちにしてもドアはほとんど閉じてるわけだから、タイトルがいつ決まるかぐらいの差でしかないんだけどね。はい。

もうね、暑くて忙しくて、わけわかんなくて死にそうなので、この先ちょっとブログサボるあるよ。じゃね。

▲優勝ダスティン・クイゾン
▲クイゾン。小波、器用だな
▲ペドロも後半追い上げたが。
▲エアーに特化したアンドレ
▲エムズリーも3位


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