更新日: 2008年9月9日 (火) 15:44




デイリー・フローASPASP-JAPANyuki's WCT OUTLOOKSIDE RIVERmedialine


現地9月8日月曜日

病み上がりとしては、頑張ってみたよ。1日ビーチ。ま、きっついなぁ、と思ってはいても、やはり見れば見ちゃうもので、見ちゃえばそれなりに、う〜ん、そうかぁ、と思ってしまうところもあって、ま、CTはCTなのだな。やっぱ見せる。ラウンド1とラウンド2の2ヒートまでが行われた。なげぇ〜。

ラウンドワンで目立つのは今シーズンはたいていいつも同じ。パーコちゃん、ケリー、ファニング。勝てないけど、毎回パーコちゃん、いいなぁ、と思う。もしかしたら毎回初日はまったく同じリリースでもいいんちゃうの? みたいな、今シーズンはどの試合も似たような感じなんだな。波は肩頭、時折オーバーヘッドのセット。ただしこのオーバーヘッドのセットはなかなか来ないしなかなか掘れるセクションが続かない。ハイポイントが出ていたのは中ぶりの波でのテクニック勝負のロングライド。パーコちゃんは相変わらず何でもなさそうにとんでもないことするし、ファニングは今回かなりアグレッシブに攻めてる。

でもね、結局テクニック勝負になるとケリーなのかな、みたいな感じになっちゃうんだな。もうずっと同じこと書いてるんで、書いてるほうも相当嫌になってるんだけど、目の前で起こってる事実だからしょうがない。

アンディは本当にどうしちゃったんだろうと言う感じの続くバラバラぶり。なんかね、かわいそうなぐらいバラバラ。っていうより、気持ちが折れてる感じかな。この前のバリで優勝したブルースも同じ。バラバラ。フリーサーファーじゃないんだから、嫌いな波や、合わない波もがまんしてちゃんと乗ろうよ、みたいな。

昨年のこの大会で入魂の10点満点を見せたテイラー。悪くはなかったんだけどどうも3ターン目ぐらいでつまってしまってポイントが延びなかった。あのテイラーの迫真のサーフィンがラウンド2で見られることを期待だな。

今の号のflowで語ってるように、ジャッジなんか気にせず自分のサーフィンをしていると言うデーン・レイノルズ。ま、それがうまく回れば圧勝で、回らなければ惨敗の浮き沈みの激しさなんだけど、今回のラウンドワンはうまく回った。あれがね、いつもできればトップグループに入れるし、その実力はあると思う。それをどうコンスタントに試合に出せるかがこの先の課題かな。

同じく注目のジョーディは本日一番のエアーをメイクして9点台をゲットするも2本目が決められず。この人はここがネック。30分で2本うまくまとめられることが少ない。ま、経験不足なんだけど、そろそろあわせないと。

ワイルドカード陣で金星と言うかいぶし銀星はサニー。タジ、ワードを下してラウンド3へ勝ち進んだ。セットの波をサニー節で乗り切ったのには思わず笑いがこみ上げた。ハワイのハレイワにいるみたいだったもん。タジはこのヒートではなんかバタバタしてて今ひとつの出来だったけど、ラウンド2ではエアー決めまくりでベッシェンをぶっちぎった。ロブも最終ヒートでビード・ダービッジに負けて、このイベントから早くも姿を消した。ま、誰にしても今のトップグループのようなサーフィンをしているとは言えないから仕方ないし、最初にトップシード陣と当たるワイルドカードの宿命ってのもつらいな。

明日は8時スタート予定。朝イチヒートはアンディ対イェイデン・ニコル。今日のままの出来だとイェイデンのほうが良かったように見えるんだけど、そろそろアンディもこの辺でしっかりしないと困っちゃうな、このままじゃ。



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