アルヴェスは、そのヒートをエクセレントな9.17のウェイブ・スコアで開始したが、レイノルズ2本の9ポイント台をマークし、イベント最高ウェイブスコアとなる9.73と、ヒートトータル18.73で大差で勝利した。「それ(9.73)は、パーフェクトなクリーン・フェイスだった」とレイノルズが言った。「基本的に点をつないだ。何も馬鹿げたことをしていないけど、それが全てだね」4本目のライディングの最後に、彼のシグネチャー・ニュースクール・エアリアルを決めて9.00をマークした。 「ファンキーなセクションがあって、アウトサイドでほとんど何もしなかった。もし僕がエアをトライすれば、それが無駄にはならないって思っていたんだ。それが、うまくいった」とレイノルズ。今までのところ、競技サーフィンへのレイノルズのレイドバックしたアプローチは、ワールドベストのサーファー達に彼のキャンペーンを妨げていない。 彼は昨年、ワイルドカードとしてカリフォルニアのWCTに出場し、今の世界チャンピオンを負かしたとき、レイノルズはミック・ファニングの唯一の大きな失態の一因となった。「僕は、基準に組み込むために僕のプログレッシブなサーフィンを犠牲にしたくない」とレイノルズが言った。「今年それはちょっとした僕の目標なんだ。今までのところ、上手く行っているけどね」 レイノルズと並び、注目されているルーキー・ジョディ・スミスは、同郷のトラヴィス・ロジー、ロイデン・ブライソン、リッキー・バスネットらとともにイベントから姿を消した。スミスは、2001年のベルズ・ビーチで第2位となったダニー・ウイルス(AUS)に破れた。「コンディションがもっとハードであれば、ジョディは世界のベスト・サーファーの1人である」とウイルスが言った。「ベルズはハードウェイブである。 僕は長い間ここに来ていて、その経験が報われたんだと思うよ」ウイルスは、12年間ワールドツアーでサーフしてきた。彼の最高順位は、1998年の第3位だ。ウイルスは2度、エリート・ツアー・イベントで優勝しているが、これまでベルを鳴らしたことはない。 負傷し欠場を余儀なくされていたサーファー達が、ラウンド2で回復を見せた。ベン・ダン(AUS)、ティム・レイズ(USA)、フレッド・パターチア(HAW)は、ここ数ヵ月の欠場の理由となっていた怪我を克服し、ラウンド3へ勝ち進んだ。ダンとレイズは、負傷者救済のワイルドカードを今シーズン受け、ツアーに復帰した。 両サーファーは、昨年ひざ手術を受けた後、イベントを欠場していた。パターチアはシーズン開幕戦の2、3週前、パイプライン出のフリーサーフィン中に彼の太ももの筋肉をひどく打撲し開幕戦を逃した。彼は今日、仲間のハワイアンのブルース・アイアンズを破った。「僕とブルースは親友で、ベルズでも一緒にステイしているんだ。本当にタフだった」とパターチアが言った。「僕達のどちらかが負けるのは分かっていたけど、ファイナルまで一緒に行けなかったのが残念なだけさ」。 ウイメンズのリップカールプロはラウンド3が終了。クオーターファイナル進出者が以下のように決定している。サマンサ・コーニッシュ(AUS)対レイン・ビーチェリー(AUS)QF 2:メーガン・アブボ(HAW)対ステファニー・ギルモア(AUS)QF 3:ソフィア・ムラノヴィッチ(PER)対ジェシー・マイリー-ダイヤー(AUS)QF 4:エミー・ドナホー(AUS)対クレア・ベヴィラクア(AUS)
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