更新日: 2008年7月13日 (日) 1:58
■ASP MEN'S WORLD TOUR■
第5戦ビラボンプロ・Jベイ
■2008年7月10-20日■ジェフリーズベイ、南アフリカ■photo:ASP COVERED IMAGES■バックナンバー■R1R2■R3■

■南アフリカのルーキー・ジョディがハイスコアでラウンドアップ。
 
■ボビー・マルチネス(USA)
 

■ヘイター・アルヴェス
■ルーキー、ジョディ・スミスは、ラウンド2の最高点をマーク。  

【現地2008年7月11日金曜日 ジェフリーズベイ ,南アフリカ 】ASPワールドツアー第5戦「ビラボンプロ・Jベイ」は大会2日目。南アフリカのルーキー、ジョディ・スミスは、ラウンド2の最高点をマークし、彼の応援に集まった地元のギャラリーの期待に応えた。

スミスは3〜5フィートのコンディションで、ここまでのイベント第2位のベストスコア18.60のヒート合計を集め、ブラジルのネコ・パダラッツを下した。彼はラウンド3でディーン・モリソン(AUS)と戦う。「あの波をゲット出来てよかったよ。結構イライラしたんだ。最下位を回避出来て嬉しいよ。次のラウンドが楽しみだよ」とスミスが言った。彼は、最初の波で9.00をスコア。ヒート終盤で9.60をマークして、そのヒートを封じた。「僕は、自分の板を自分の足で感じるためにヒート前半に波を捕えたかった」とスミス。「波はいい感じで割れていたね。自分も結局は9ポイントを手に入れたからね。あのスコアをゲットしたあと、もっと良い波を待つべきだって思ったんだ。そして待って、それをゲットした。運が良かったよ」

 
■アンディ・アイアンズ(HAW)
 
    ■ティアゴ・ピレス


30フィートのザトウクジラも現れ、スミスをサポートするローカルに加わった。「クジラが自分の次からのヒートでも近くにいてくれると良いな」とスミスが言った。「セットが来たときに、ちょうどそこにクジラがいて、また会えたら嬉しいね」また、彼の最大のライバルである同じルーキーのデーン・レイノルズ(USA)が今日のラウンドで敗退。ASP新人王レースにおける彼とのギャップを埋めるチャンスがスミスに回ってきた。現在レイティングはレイノルズが16位でスミスが19位だ。「デーンは素晴らしいサーファーだよ。でも僕は自分自身のことをしようとしているだけ」とスミスが言った。「彼が早くに負けたことは、少し不運だね。僕は、実際に彼が勝ち上がるのを見たかった」

レイノルズは、今日の2番目に高いスコアリング・ヒートで、ブラジルのヘイター・アルヴェスに破れた。アルヴェスは16.66対13.83でレイノルズに勝った。レイノルズが今年最下位となったのは初めての事である。「僕は最高にハッピーだよ」とアルヴェスが言った。「ヒートで2つの8ポイント? 信じられないね。僕にとって、ここは快適さ。この波が好きなんだ」。

また、今大会2本目のパーフェクト10は、ボビー・マルチネス(USA)によってスコアされた。あの深いバレルをメイクしたマルチネスの波が今日のナンバーワンだったのは間違いない。「それは怪しい波だった。テイクオフしたら、太陽が目に入ってきて何も見えなかったんだ」とマルチネス。「自分がなぜバレルを狙ったかさえ、よくわからない。旅全体でもバレルなんか皆無なのに、でもそれは起きたんだ。あのような波を手に入れて運がよかった... あれはきっと誰かから送られて来た波だと思うよ」。

そして、アンディ・アイアンズ(HAW)も、ワイルドカードを下しラウンド3へ勝ち進んだ。しかし冷たい水が彼にとって問題であったことを明らかにした。「良い波を選ばなければならない。それが最近の自分にはタフなんだ」とアイアンズが言った。「僕は、ひどい寒さと戦っていた。僕はこれの前にバリに行っていたんだ。それが最悪だったと思う。ここでサーフィンするモチベーションが上がらないんだよ。コンテストの前に一度、サーフィンしただけで、それ以来ヒートでサーフィンするだけさ」。

一方、パスポート問題のため彼のラウンド2の出番までに試合会場に到着することができなかったパンチョ・サリヴァン(HAW)。対戦相手だったベン・ブルジョア(USA)が不戦勝。ブルジョアは、試合が再開されるとき、世界チャンピオンのミック・ファニング(AUS)とのヒートのために、その節約されたエネルギーを使う。


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