「エイドリアノは、7.00台と8.00台をスコアしていて、すぐにリードを取った」とデ・スザのアーリーヒートのリードについてライトは言った。「僕はかなり緊張していた。でも、僕には失うものは何もないということに気が付いたんだ。僕は、波を選択するのを待って、運良くハイスコアををゲット出来てラウンド4へ進む事が出来たのさ」。ライトのパフォーマンスのヒート合計は16.50。破れたデ・スザも15.50と、今日の最もエキサイティングなヒートであったのは言うまでもない。 そして、同じオーストラリアのボウ・アッチソンは、素晴らしいパフォーマンスで、今日までのイベント最高ヒート合計となる17.40で、仲間のオージー、マット・ウィルキンソン(AUS)を破った。「仲間を倒すのは本当に気分が悪い。特に、ずっと一緒にサーフィンしてきた仲間だとね。でも誰かがオーストラリアのためにやらなくてはならないんだ」とアッチソンが言った。 また、パブロ・パウリーノ(BRA)は、リスクの高い普段のドライブサーフィンで15.83で対戦相手に圧勝、デ・スザのラウンド3敗退の穴埋めをするかのような勝利だった。「エイドリアノが負けたとき、僕は本当にがっかりしたよ」とパウリーノ。「僕はオールブラジリアンのファイナルを願っていたんだ。でも、僕は、ジョエル・パーキンソン(イベントの2回勝利者)に匹敵する2度目の世界ジュニア・タイトルを獲得するという我々の夢を叶えるつもりさ」とコメント。 優勝候補の一人である19才のジュリアン・ウィルソン(AUS)は、戦術的に洗練されたヒートを演じ、15.55をマークしラウンド4へ駒を進めた。「本当にトリッキーなコンディションだった」とウィルソンが説明した。「より良い波を誰が掴むかという問題だったね。そして、僕は、ほんの少し選択能力があったと思う」とコメント。一方で、ビッグサーフが十八番と思われるハワイアンチームは、トニーノ・ベンソン一人を残して全員が姿を消した。「ビッグなリーフブレイクとビッグなビーチブレイクでは、大きな差があるんだ。それが今日ハワイアンが少し苦労をした理由かな」とベンソン。「僕の近くにはこんな感じの波がある。それが自分にアドバンテージを与えてくれたんだと思うよ」とコメント。今日はイベント始まって以来のジェットスキーによるアシストが出るほどのコンディションだった。 気になる日本勢。メンズでラウンド1を勝ち上がったのは大澤と、ラウンド2から復活した萩原、深川の3名がラウンド3を戦ったが、深川達哉のみがラウンド4へ進出。ウイメンズは行われていない。日の丸がノースシドニーに掲げられる事を期待し、日本の選手達にエールを送ろう。頑張れ日本!! Billabong World Junior Championships Boys Round 4 Match-ups: Heat 1: タナー・ガダスカス(USA)対 ルディ・パルムブーム(ZAF) Heat 2: 深川達哉(JPN)対 ニコラス・ヴォン・ラップ(DEU) Heat 3: トニーノ・ベンソン(HAW)対 ロマン・クロワートル(FRA) Heat 4: ブランドン・ジャクソン(ZAF)対 オーエン・ライト(AUS) Heat 5: パブロ・パウリーノ(BRA)対 ジュリアン・ウィルソン(AUS) Heat 6: ジェイク・シャープ(AUS)対 ミッチェル・コールボーン(AUS) Heat 7: ボウ・アッチソン(AUS)対 ジョシュ・レッドマン(AUS) Heat 8: チャールズ・マーティン(GLP)対 クリス・ワーリング(USA)
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