更新日: 2009年1月5日 (月) 17:40
ビラボンASPワールド・ジュニア
チャンピオンシップ
■2009年1月3-10日■シドニー,ノース・ナラビーン■photo:ASP COVERED IMAGES■バックナンバー■#01#02

■ラウンド2が終了して、ハイスコアが続出。日本勢は全員敗退した。


写真:ジュリアン・ウィルソン(AUS)
 

【2009年1月5日月曜日、オーストラリア、ノースナラビーン】プロジュニア世界ナンバーワン決定戦「ビラボンASPワールド・ジュニア・チャンピオンシップ」は、エクセレントな3〜4フィートのコンディションで再開。メンズはラウンド1の残りの7ヒートとラウンド2を行った。大会3日目でイベント最高点をたたき出したのは、ジュリアン・ウィルソン(AUS)。彼は、VonZipperトライアルで優勝して、ワイルドカードをゲットした。

「僕は今朝のラウンド1では、かなり不安定なスタートだったけど、その後はずっと良い感じでやれたよ」とウィルソンが言った。「コンディションは上向いているよ。サーフィンのレベルもこの数日でかなりアップすると思う」。スター揃いのオーストラリア代表団のなかで、ウィルソンは彼自身でASPワールド・ジュニア・タイトルを勝ち取り、そのタイトルを誇り高きオーストラリアに取り戻したいと思っている。オーストラリアが、このタイトルを獲得したのは、現在のASPドリーム・ツアーで活躍するジョエル・パーキンソン(AUS)が2001年に手にしたのが最後なのである。「オーストラリアがこのタイトルを取ってから、ずいぶん経ってしまったからね」とウィルソン。「それは僕たち皆を、駆り立てる。我々は、ここオーストラリアでタイトルを奪回したいんだ!」

     


写真:ルディ・パームブーム(ZAF)


ルディ・パームブーム(ZAF)(20)は、2日前のラウンド1で不運な敗北に苦しんだが、今日のラウンド2で17.10をマークしビラボンASPワールド・ジュニアからジュールズ・トーメ(FRA)を消し去った。「自分にとって、最大のコンテストだったから、初めは少し神経質だった。でも、高いスコアリング・ヒートを持てたので、凄く自信を持てたよ」とパームブームが言った。「昨年はこの試合が初めてで9位だった。今年はヒートごと勝ち上がって、その結果を上回りたいよ。あとは何が起こるか見守るしかないね」

パームブームは、見事なラウンド2での勝利を彼自身のエクセレントなシングル・ウェイブ・スコアで引き立て、一連の猛烈なバックハンド・アタックで9.10をマークした。「僕は、最後の数秒で9ポイント・ライドをスコア出来て最高だったよ」とパームブームが言った。「ヒートの他の選手は良いポジションにいた。だから何とかして僕がそれを手に入れたんだ。それは素晴らしい壁を持っていて、僕はその波で良いスコアをゲットできたのさ」

また、アレックス・リベイロ(BRA)はレフトハンダーを一連の印象的なフォアハンドの見事なパフォーマンスで9.00をマークした。「これは自分にとって初めてのイベントで、オーストラリアも初めてなんだ。ここまでは最高にハッピーだよ」とリベイロが言った。「僕は、できるだけ多くのヒートを切り抜けるために、自分の力を出し切ってやるつもりさ。ブラジルチームは素晴しいチームだと思う。でも、他の国の選手も素晴しいね」とコメント。

また、気になる日本勢は、大会初日にラウンド2が決定していた中村昭太、松岡慧斗とともに、大澤伸幸、関本海渡、中村光貴も今日のラウンド1でラウンド2を強いられ、善戦虚しくメンズ全員がラウンド2で姿を消してしまった。

写真:リンコーン・テイラー(AUS)

  ASPジャパンのサイトで大会情報を日本語で配信中。
更なる情報はオフィシャルサイトでご覧下さい

トップページへ戻る▼ トップページへ戻る

 

 ■ご意見、ご感想はこちらまで。■
 Copyright Surfmedi@.1999-2009 当サイトに掲載されている写真、 及び全ての原稿の無断転載を禁じます