サーフ・ジャズ・フュージョンのレッド・ホワイト、日本デビュー(4/5)

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サーフ・ジャズ・フュージョンのレッド・ホワイト、日本デビュー(4/5)

red_whyte_garden.jpg1967年2月オーストラリア・ヴィクトリア州出身ベルズビーチ在住のレッド・ホワイト。1995年のデビューアルバムから12枚のアルバムをリリース。アンビエントな作品からロック、サーフジャズなど幅広い音作りを続けているアーティストだ。今回紹介する彼のニューアルバム「コースタル・カントリー」は聴きやすいポップ。サーフフィルムではジャック・マッコイの「ブルーホライズン」、ティム・ボニーソンの「ブラックウォーター」等の大作に楽曲を提供しサーフィン界にも精通している。

昨今サーフィン界でもアーティストという言葉が軽々しく使われるが、それほど軽率な言葉ではない。だがレッドを敢えてアーティストと呼ばせて頂く。オーストラリア・サーフィンの聖地ベルズビーチの広大な敷地で自給自足の生活を続けながら、60年代のヒッピーが理想としたライフスタイルを実践する21世紀の哲学者に映る。作詞作曲、ギター、シタール、ベース、ドラムス、自然音の録音といった音楽面以外にも、写真家、絵描き、彫刻家、ガーデナー、馬で敷地を走り、ポンコツ車で海に行く熱心なサーファーである。

アルバム「コースタル・カントリー」

Coastal_Country.jpg日本デビュー作となる「コースタル・カントリー」は、ナチュラルとサイケデリックという2つの相反する要素が織り成し創り出す崇高と呼べる音楽だ。音楽は作り手が左右する。むしろ音楽は作り手そのものならば「コースタル・カントリー」は、サーフィンからエネルギーを得た音楽の結晶であろう。音楽をカテゴライズすることに意味はないのだろうが、レッド自身はサーフ・ジャズ・フュージョンと自分のサウンドを表現する。また南インドでレッドが学んだシタールと民族リズムも魅力である。

レッド・ホワイト Red Whyte
アルバム「コースタル・カントリー」 Coastal Country
2011年3月31日発売
価格 2200円(消費税込)



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