更新日 : 2007年5月13日 (日) 23:08
 
■FOSTER'S ASP MEN'S WORLD TOUR■
第3戦ビラボンプロ・チョープー
 

■2007年5月4-14日■タヒチ・チョープー■photo:ASP■R1R2R3

■アンディ 、パーコらラウンド4進出




 
  ■アンディ・アイアンズ(HAW)
 
■イベント最高得点となる9.83を叩き出して大逆転勝利のパーコ。
  ■ショーン・キャンスディル(AUS)

【現地2007年5月12日土曜日、チョープー、タヒチ】フォスターズASPメンズ・ワールドツアー第3戦「ビラボンプロ・タヒチ」は、昨日に引き続き3−4フィートのコンディションで、ラウウンド2のヒート9から、ラウンド3のヒート7までが終了した。序盤戦とはいえ、このフォスターズASPワールド・ツアー第3戦のタヒチは、今シーズンの世界タイトル・レースを形づくる上で重大な役割を果たす試合。

そんな中で、ケリー・スレーター(USA)タジ・バロウ(AUS)ミック・ファニング(AUS)ビード・ダービッジ(AUS)といった選手の明日の出番を前に、優勝候補選手であるジョエル・パーキンソン(AUS)とアンディ・アイアンズ(HAW)が早くもラウンド4進出を決めた。

フォスターズASPワールド・ツアーで、現在第5位にランキングされるパーキンソンは今日、仲間のオーストラリアのショーン・キャンスディルとのヒートを生き残った。とはいえ、ヒート終了まで残り10分を過ぎるまでパーキンソンはキャンスディルに大きくアドバンテージをとられていた。

 
  ■フレデリック・パターチア(HAW)
 
  ■コリー・ロペス(USA)

パーキンソンは終盤に波を立て続けにゲット。簡単に7.40をスコアした彼は、次にイベント最高得点となる9.83を叩き出して、試合をひっくり返し、そのまま勝利した。「あの波をゲット出来て本当にラッキーだったよ。だってヒートの中盤ぐらいの時には、僕のチョープー・イベントは終わったなって思っていたんだからね」とパーキンソンが言った。「自分のヒートは終わりだなって思うぐらい、僕は最初から終わりまで長い間波待ちをしてたんだ。でも、ちょっとしたパルスがあって、それぞれの波が大きくなってきたんだ。僕はなんとか、そのパルスから2つの得点を手に入れることができた。ヒートの最後の15分なんて、本当に何が起こるか分からないからね」とコメント。

そして、トレント・マンロー(AUS)と対戦した3X世界チャンピオンで2002年のビラボンプロ・タヒチの優勝者であるアイアンズもまた、危うくイベントから姿を消すところだった。そのヒートで一度はリードを奪ったアイアンズだったが、終始マンロー・ペース。終了間際に掴んだ波でアイアンズは大逆転で勝利した。「それは本当にスローなヒートだった」とアイアンズが言った。「最後は凄いクロスヒートだった。このヒートは勝ちたかったんだ。このコンテストは上手くやりたいからね。でも、その時、僕はほとんど家に帰るつもりでいたよ。トレントは、ほとんど僕を倒していたね」アイアンズはラウンド4でハワイのパンチョ・サリヴァンと対戦する。

また、ルーキーのジェレミー・フローレス(FRA)は同じヤングガンのエイドリアーノ・デ・スザ(BRA)を破った。この2人はWQSのレイティング1位(スザが2005年、フローレスが2006年)でエリートツアー入りを果たした特待生的キャリアの持ち主。それゆえ、この二人のマンオンマン対決は注目された。堅実な波でヒートを開始したデ・スザに対して、フローレスはコミットされたフルレール・アプローチで素早くヒートの支配権を握った。「我々が13才の時からだから、ずいぶん前からエドリアーノとはサーフィンをしていたんだ」とフローレスが言った。「彼には何度も負けたけど、僕も彼を同じぐらい倒したよ。また彼を倒せたのは最高だね」フローレスの次の相手はケリーの可能性が高い。「僕は、ケリーと何度も戦っているよ。」とフローレスが言った。「いつも僕は彼と対戦するときは、いい感じでサーフィンできるんだ。でも、彼に対しては本当にうまくサーフしなければならない。波は結構小さいし、ベストを尽くしてこの調子で行きたいよ」とコメント。


  ASPジャパンのサイトで大会情報を日本語で配信中。
更なる情報はオフィシャルサイトでご覧下さい


トップページへ戻る▼ トップページへ戻る

 

 ■ご意見、ご感想はこちらまで。■
 Copyright Surfmedi@.2007 当サイトに掲載されている写真、 及び全ての原稿の無断転載を禁じます