「しかし、波はこのイベントで最高だった。ドリームツアーは絶えず、こうあるべきだね。僕は確かに今年の終りにASPツアーから離れる。しかし、僕は引退はしない。パイプラインやチョープーで、僕が参加できる会場で試合に出る計画なんだ」。ロースコアを重ねるパターチアに対して、乗る波を選びファイナルを慎重に進めたプログレッシブ・ナチュラル・フッターのブルース。激しいバックハンド・チューブを誘発して、ドライリーフの上でコミットメントされたリエントリーを決め勝利を手に入れた。ASPワールド・ツアー・レイティングも10位にランクアップだ。「フレッドと僕のことがアナウンスされ続けていたとき、海の中でちょっとよく分からなくなって、それが全く聞こえなかったんだ」とアイアンズ。「ツアーでファイナルは2度目、WCTでは一度も優勝できなかった。今回はハードにトライしたよ」
リップカールプロ・サーチ・イベントは、これまでブルースの兄のアンディが2年連続でタイトルをホールドしていた。今回ブールースが優勝したことで、アイアンズ・ファミリーのタイトル独占は維持された。「兄貴は二度このイベントで優勝している。そして、僕がファイナルで考えたのは、そのトロフィーが欲しいかどうかってことだけさ」とアイアンズ。「最高だよね。素晴らしいイベントだった。僕達は今夜大きなパーティーを開くつもりさ!」
2位となったパターチアは、このイベントを通して素晴らしいフォームを見せ、ハイスコアをマークしてトップシードを倒してファイナルまで勝ち上がった。「ブルース(アイアンズ)と僕は親友だ。でも我々はそのファイナルでは熾烈な争いを演じたよ」とパターチアが言った。「僕は序盤に1つの波を持っていた。ブルースは終盤に2本の凄い波を掴んだんだ。彼はそれに狙いをつけていたのかもしれない」。今シーズン初めに怪我を負ったパターチアは、フィジーとジェフリーズ・ベイで9位入賞し盛り返して、このインドネシアで2位となった。スタイリッシュなグーフィー・フッターは、今ではASPワールド・ツアー14位にいる。「今年のスロースタートから、カムバック出来て素晴らしいと感じるよ」とパターチアが言った。「このイベントは波が非常によかったけど優勝できなくて残念だね。でもブルース(アイアンズ)が優勝してくれた。彼はツアーを離れるから、我々がハワイにタイトルをキープ出来たことが嬉しいね」。
大多数のトップシード選手が早いラウンドで敗退したため、レイティング・リーダーのケリー・スレーター(USA)がラウンド3で破れたにも関わらず、独走態勢の彼との差は縮まらない。2008年のASPワールド・ツアーの次のコンテストは、2008年9月7-13日にカリフォルニアのローワー・トラッソルズで行われるブーストモバイル・プロ。詳細は、www.aspworldtour.comへログインしてください。
RIP CURL PRO SEARCH FINAL RESULTS
1−ブルース・アイアンズ(HAW)17.66
2−フレデリック・パターチア(HAW)11.16
RIP CURL PRO SEARCH SEMIFINAL RESULTS
SF 1:
フレデリック・パターチア(HAW)10.16
ティアゴ・ピレス(PRT)8.50
SF 2:
ブルース・アイアンズ(HAW)13.70
クリス・ワード(USA)13.50
RIP CURL PRO SEARCH QUARTERFINAL RESULTS
QF 1:
フレデリック・パターチア(HAW)16.50
カイ・オットン(AUS)14.17
QF 2:
ティアゴ・ピレス(PRT)12.00
キーレン・ペロウ(AUS)11.34
QF 3:
ブルース・アイアンズ(HAW)19.40
ベン・ダン(AUS)9.67
QF 4:
クリス・ワード(USA)16.34
タジ・バロウ(AUS)13.90
RIP CURL PRO SEARCH ROUND 4 RESULTS
ヒート1:
カイ・オットン(AUS)11.67
ビード・ダービッジ(AUS)10.67
ヒート2:
フレデリック・パターチア(HAW)19.50
ジョエル・パーキンソン(AUS)18.40
ヒート3:
キーレン・ペロウ(AUS)10.00
ボビー・マルチネス(USA)6.30
ヒート4:
ティアゴ・ピレス(PRT)13.77
ダイヤン・ネイヴ5.06の(AUS)
ヒート5:
ブルース・アイアンズ(HAW)10.84
ミック・ファニング(AUS)10.83
ヒート6:
ベン・ダン(AUS)15.97
ミカエル・ピーコン(FRA)12.37
ヒート7:
タジ・バロウ(AUS)12.43
ディーン・モリソン(AUS)11.83
ヒート8:
クリス・ワード(USA)18.17
アンディ・アイアンズ(HAW)11.33
CURRENT ASP WORLD TOUR TOP 10
1.ケリー・スレーター(USA)5620ポイント
2.ジョエル・パーキンソン(AUS)4548ポイント
3.ビード・ダービッジ(AUS)4382ポイント
4.タジ・バロウ(AUS)4370ポイント
5.ミック・ファニング(AUS)4353ポイント
6.エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)3950ポイント
7.アンディ・アイアンズ(HAW)3938ポイント
8. C.J.ホブグッド(USA)3870ポイント
9.ボビー・マルチネス(USA)3628ポイント
10.ブルース・アイアンズ(HAW)3392ポイント
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