更新日: 2008年7月17日 (木) 14:23
■ASP MEN'S WORLD TOUR■
第5戦ビラボンプロ・Jベイ
■2008年7月10-20日■ジェフリーズベイ、南アフリカ■photo:ASP COVERED IMAGES■バックナンバー■R1R2R3

■スレーターは、高得点をマークしビラボンプロをリードする。
 
■ジョーディ・スミス(ZAF)
 

■敗退したテイラー・ノックス
■ケリーは高得点をマークしながら、その頂を目指す。  

【現地2008年7月16日水曜日 ジェフリーズベイ ,南アフリカ 】ASPワールドツアー第5戦「ビラボンプロ・Jベイ」は大会7日目にして、ようやく待っていたスウェルが到着し、ラウンド3とラウンド4の4ヒートが行われた。

プロサーフィン界で最も輝きを放つアスリートであるケリー・スレーター(USA)は、今日のジェフリーズ・ベイでも、全く失速する兆しさえ見せない。ラウンド3とラウンド4で8XASPワールド・チャンピオンで現在のレイティング・リーダーであるスレーターは猛攻を見せた。スレーターは、今日の最終ヒートでトム・ウィッタカーを下し、ラウンド3ではトラヴィス・ロギーを19.14というハイスコアで破った。「波が、ちょうどそのヒートで入って来たんだ」とスレーターが言った。「トムはいくつか良いスコアを持っていたけど、僕は結局、多くのセクションのある大きくて長い波を得ることになった。8回ぐらいターンしたと思うよ。最後には小さいチューブもメイクしてね。時には自分の取るべき道を決め、それが起こることを信じることが大事なんだよ」。

 
■タジ・バロウ(AUS)
 
    ■ビード・ダービッジ(AUS)
スレーターは、クォーターファイナルで現世界4位のエイドリアーノ・デ・スーザと対戦する。「エイドリアーノは、良い波を捕まえて、パフォーマンスを見せる」とスレーターが言った。「彼は何年もたくさんのことを学んできた。そして、彼はここで印象に残るサーフィンを見せている。彼のサーフィンは本当に速くて、たくさんのスプレーが上がる。そして、たくさんのターンを入れてくるから、僕は彼を注意しているよ」

レイティングでスレーターに最も近いコンペティターであるジョエル・パーキンソン(AUS)は、同じオーストラリアのカイ・オットンとのラウンド4で辛勝を味わった。「カイは8.2が必要で、8.1を手に入れた。彼は0.1で負けたんだ」とパーキンソン。「勝ちは勝ち。ある意味ではラッキーだったと思う。でも自分には良い結果だよ。自分の目標は少しでも上がること。もうひとつの節目と感じたよ。明日になれば、皆が良いサーフィンをするだろう」

パーキンソンは現在世界2位である。トップを走るスレーターはビラボンプロを勝ち続けており、パーキンソンはいまの自分のペースをキープしなくてはならない。彼は、クオーターで世界3位のビード・ダービッジ(AUS)と当たる。「ケリーが凄いリードを手に入れたから、今はどのラウンドでも気を緩めることは出来ない」とパーキンソンが言った。「自分は全てのヒートで勝たなくちゃならない。彼がすることには何も手出しは出来ない。しかし、うまくいけば、ツアー終盤で数ポイントを手に入れることが出来れば、まだチャンスはある」。

ディフェンディング・チャンピオンのタジ・バロウ(AUS)は、ラウンド3で南アフリカのロイデン・ブライソンを下し、ラウンド4で、もう一人の南アフリカのジョーディ・スミスと戦う。「ジョーディは、確かにタフなヒートだよ」とバロウが言った。「彼の後ろには地元のサポーターがいるし、波まで熟知している。良い条件が揃っているよ」バロウは、2006年にビラボンプロ・ジェフリーズ・ベイのセミファイナルで、ワイルドカードで参加していたスミスを倒した。

一方、イベントで唯一人の南アフリカンとなったスミスと地元サポーターはリベンジに闘志を燃やす。「僕は何年も前にタジにやられた。うまくいけば波が上がるかもしれないし、何が起こるか見ていて欲しい」とスミス。「彼にリベンジしたいね。でもタジは物凄くサーフィンが調子良いんだ」

また、フランスのジェレミー・フローレスは、ラウンド4で、3XASPワールド・チャンピオンのアンディ・アイアンズ(HAW)と、現ASPワールド・チャンピオンのミック・ファニングはハワイのブルース・アイアンズと対戦する。今日、20ヒートが4-6フィートのコンディションで行われた。残されたヒートは11ヒート。オフィシャルコールは、明朝7時。コンディションによってはビラボンプロ・ジェフリーズ・ベイのファイナルデイとなる可能性が高い。

予定されているビラボンプロ・ジェフリーズ・ベイ・ラウンド4:
ヒート5: ミック・ファニング(AUS)対 ブルース・アイアンズ(HAW)
ヒート6: C.J.ホブグッド(USA)対 フレデリック・パターチア(HAW)
ヒート7: タジ・バロウ(AUS)対 ジョーディ・スミス(ZAF)
ヒート8: アンディ・アイアンズ(HAW)対 ジェレミー・フローレス(FRA)
ビラボン・プロ・ジェフリーズ・ベイ・セミファイナル:
ヒート1: ビード・ダービッジ(AUS)対 ジョエル・パーキンソン(AUS)
ヒート2: エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)対 ケリー・スレーター(USA)
ヒート3: TBD
ヒート4: TBD

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