今日のベストスコアはフロリダのスペンサー・スターリングの9.5。しかしスターリングは残念なことに、セカンド・ウェイブのスコアが伸びず、ネーザン・キャロル(HI)とダスティン・バルカ(HI)に破れた。今日のセカンド・ベストウェイブ9.35をマークしたバルカは、シート終了20秒前に8.35のハイスコアをゲットしてヒートを切り抜けた。トップ・ヒート・スコアは、トップ・ライディング9.35と8.5で17.85ポイントをダスティン・クイゾンがたたき出した。 クイゾンのトップ・スコアに次ぐハイスコアを出したのは、このイベントで2度優勝しているディフェンディング・チャンピオンのジェイミー・オブライアン。今日のオープニングを20秒のロングチューブで飾った彼は、9.0と7.25のウェイブスコアで16.25ポイントをマークした。彼のベスト・ライドは、波の詳細までを把握した知識と最高のテクニカル・チューブライディング・スキルが浮き彫りになったバックドアの6秒バレルだった。 「こんなに小さいときは、運が大部分を占めるね。それでも上手く切り抜けるために、自分自身を正しいポジションに置くことができる」とオブライアンが言った。「確かに僕はその波をこじ開けた。そして、出来る限り長く、バレルの中にいるために、波に手を刺してストールしたんだ。そして、スピードが必要な時にそれをリリースした。僕は毎日ここでサーフしているんだ。波の大きい小さいに関わらずね。だから、リーフのことも理解しているし、どこが浅くて、どこに居れば良いのかも分かっているんだ。ここで充分な時間を過ごす。そうすれば良い波が入って来るのが見えて来るはず。そこから良い波を選ぶのさ」 ライトブレイクが良くレギュラーフッター優勢となった本日。マーク・ヒーリー(HI)のようなパイプラインを得意とするグーフィーのサーファーが敗退する一方で、フレッド・パターチアのようにヴァーティカル・バックハンドアタックで勝ち上がる選手もいた。明日はこのイベントのウエイティング期間の最終日、勝利者と12月のビラボン・パイプライン・マスターズのワイルドカード選手が決定する。コンペティションは、午前7時から午後4時まで丸一日かけて行われる予定だ。最終日は、日本期待のR64から出場する田中樹のヒートからスタート。イズキはTJバロン、ギャビン・ベシャン、ダニー・フラーと戦う。がんばれ日本。
トップページへ戻る▼ ▼トップページへ戻る ◆
■ご意見、ご感想はこちらまで。■ Copyright Surfmedi@.1999-2008 当サイトに掲載されている写真、 及び全ての原稿の無断転載を禁じます