更新日: 2008年2月6日 (水) 15:22
■ASPーWQS3スターイベント
モンスターエナジー・パイプラインプロ
プレゼンテッドバイ・ビラボン■
■2008年1月27日-2月6日■バンザイパイプライン、ハワイ■photo:ASP COVERED IMAGES■#1#2#3

■スモールコンディションで4ヒートのみ開催。
 
■スペンサー・スターリング(USA)
 
■ウェイブスコアで16.25ポイントをマークしたジェイミー・オブライアン ■マックブライド(USA)
【2008年2月5日、ホノルル、ハワイ】コンディション不良のため、延期を強いられていたASP-WQS3スターイベント「モンスターエナジー・パイプラインプロ ・プレゼンテッドバイ・ビラボン」がようやく再開。ラウンドオブ64のヒート12までの4ヒートのみを行った。イベントに残されているのは、あと1日。

波はオーバーヘッドのコンディション。バックドアとオフザウォールのチューブライディングが可能なクリーン・ウェイブが提供された。本来の姿とは、かけ離れた状況だが、2フィートだろうが20フィートだろうが、サイズには関係なく、チューブライダーたちは素晴らしいスキルを発揮した。波は小さく、浅瀬にウネリがヒットした時だけブレイクする。そんな今日のヒートを勝つためには、リーフの形状や、波のセクションの知識が必要だった。
 
■イベントは残り1日
 
    ■スモールコンディションが続く

今日のベストスコアはフロリダのスペンサー・スターリングの9.5。しかしスターリングは残念なことに、セカンド・ウェイブのスコアが伸びず、ネーザン・キャロル(HI)とダスティン・バルカ(HI)に破れた。今日のセカンド・ベストウェイブ9.35をマークしたバルカは、シート終了20秒前に8.35のハイスコアをゲットしてヒートを切り抜けた。トップ・ヒート・スコアは、トップ・ライディング9.35と8.5で17.85ポイントをダスティン・クイゾンがたたき出した。

クイゾンのトップ・スコアに次ぐハイスコアを出したのは、このイベントで2度優勝しているディフェンディング・チャンピオンのジェイミー・オブライアン。今日のオープニングを20秒のロングチューブで飾った彼は、9.0と7.25のウェイブスコアで16.25ポイントをマークした。彼のベスト・ライドは、波の詳細までを把握した知識と最高のテクニカル・チューブライディング・スキルが浮き彫りになったバックドアの6秒バレルだった。

「こんなに小さいときは、運が大部分を占めるね。それでも上手く切り抜けるために、自分自身を正しいポジションに置くことができる」とオブライアンが言った。「確かに僕はその波をこじ開けた。そして、出来る限り長く、バレルの中にいるために、波に手を刺してストールしたんだ。そして、スピードが必要な時にそれをリリースした。僕は毎日ここでサーフしているんだ。波の大きい小さいに関わらずね。だから、リーフのことも理解しているし、どこが浅くて、どこに居れば良いのかも分かっているんだ。ここで充分な時間を過ごす。そうすれば良い波が入って来るのが見えて来るはず。そこから良い波を選ぶのさ」

ライトブレイクが良くレギュラーフッター優勢となった本日。マーク・ヒーリー(HI)のようなパイプラインを得意とするグーフィーのサーファーが敗退する一方で、フレッド・パターチアのようにヴァーティカル・バックハンドアタックで勝ち上がる選手もいた。明日はこのイベントのウエイティング期間の最終日、勝利者と12月のビラボン・パイプライン・マスターズのワイルドカード選手が決定する。コンペティションは、午前7時から午後4時まで丸一日かけて行われる予定だ。最終日は、日本期待のR64から出場する田中樹のヒートからスタート。イズキはTJバロン、ギャビン・ベシャン、ダニー・フラーと戦う。がんばれ日本。



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