更新日: 2008年8月2日 (土) 19:06
■ASP-WQS6スターイベント■
夢屋ビラボンプロ・タハラ
2008年7月29-8月3日■愛知県田原市■photo:sjy■大会1日目大会2日目大会3日目4日目5日目

■田嶋鉄兵がWQS-6スターイベントで9位入賞。
 
■田嶋鉄兵
 
■試合後ファンに囲まれる田嶋選手。 ASPJAPAN (c) S.YAMAMOTO ■グレッグ・エムズリー
大会速報
2008年8月2日 土曜日

ASP WQS 6スター 夢屋ビラボンプロ タハラ
2008年7月29日(火曜日)〜8月3日(日曜日)

ASP WQS 6スター 夢屋ビラボンプロ タハラの大会5日目、朝のファーストコールの時点では波がブレイクしていず、潮が引くのを待ってようやく波がブレイクし始めた9時にラウンドオブ24の第5ヒートがスタート。波のサイズは膝腰。波数も少なく、タフなコンディションだった。ラウンドオブ24が終了すると、次のラウンドオブ16。第3ヒートに登場したのが田嶋鉄兵。この頃になるとギャラリーもどっと増え、波打ち際には人垣が出来るほどだった。

 
  ■ナザニエル・カラン
 
    ■ジャドソン・アンドレ


そんな中で昨年までWCTで戦っていた南アフリカのグレッグ・エムズリーとマンオンマンの対決になった田嶋。なかなか波の入らないストレスのたまるヒートになったが、経験に勝るグレッグが先攻。いい波を選んでカーヴィングリップを繰り返し、6点台を2本揃えてリード。田嶋は6点台と5点台。必要だったスコアは6.80だったが、最後まで波は来ず、快進撃はここまで。しかし、6スターで9位という好成績を残したのは立派だし、勝ったヒートも負けたヒートも田嶋鉄兵にとってはいい経験になっただろう。この経験を生かして、これから先の活躍を期待したい。

好調のダスティン・クイゾン、ナザニエル・カラン、ジャドソン・アンドレあたりは今日のコンディションでも相変わらずいいライディングを見せて順調にクオーターファイナルにこまを進めた。ディフェンディングチャンピオンのゲイブ・クリングもラウンドオブ16まで勝ち上がったが、いい波がつかめずにそのラウンドで敗退した。

総合的なサーフィンの感じから見ると、クオーターファイナルの第一ヒート、ダスティン・クイゾン対ナザニエル・カランが事実上のファイナルのように思える。このふたりはラウンドワンからどんなコンディションの波でもレベルの高いサーフィンを見せていて、簡単にハイポイントを出して勝ち上がってきた。同じように10点満点で9点台を毎ヒート出してきたジャドソン・アンドレは、波のサイズが大きくダウンした今日もエアリアル360を器用に決めて、好調ぶりをキープしていた。

ラウンドオブ16が終わったあとにはカスタムプレゼンツ・エアーショー。潮があげてきて厳しいコンディションではあったものの、そこはさすがに世界レベルの選手たち。エキサイティングなエアリアルを見せてくれた。優勝したブラジルのヒズノメ・ベッテロは賞金の1000ドルを獲得、2位はアメリカのネーザン・イヨマンズで賞金700ドル、3位のブラジルのペドロ・ヘンリケは賞金300ドルを手にした。その後にはビーチクリーンが行われ、続いて海がめの放流、フラダンス、サンセットライブ、選手との交流会、日没後は花火大会が行われ、明日のファイナルデーを前に、会場のロングビーチ(大石海岸)はさまざまなサブイベントで盛り上がった。

ASP WQS 田原大会実行委員会

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