「このイベントで2度優勝する事が夢だった。そして、今年は僕にとって最後のチャンスだった。だから最高にハッピーだよ」最初から最後まで素晴らしいパフォーマンスを見せたパウリーノは、ブラジルのスポーツマン全体の情熱と才能を示し、ファーストラウンドから絶好調だった。「ニュースクールスタイルのサーフィンは、僕が最も快適であると感じるところさ」とパウリーノが説明した。「僕はイベントの早いラウンドでは、エアリアルのマニューバーをしていた。しかし、僕はファイナルでプレッシャーを感じるようになった。トニーノにはスコアが必要なのは分かっていた。だから、パワーサーフィンに切り替えて、それが上手くいったね」今回の優勝でパウリーノは優勝賞金US$6500を手に入れただけでなく、2008年のあらゆるASP-WQSイベントにトップシードに配置されることになる。これはWCT入りを願う彼にとって、最高の贈り物である。 第2位となったトニーノ・ベンソンは、賞金US$3400を手に入れ、彼も今季のWQSでラウンドオブ96から出場出来る。おそらく、今日のトップパフォーマーだったのはベンソンだろう。クオーターでオーストラリアのワイルドカード、オーエン・ライトに対して深いバレルをメイクし、ベンソンがイベント唯一のパーフェクト10をスコアした。残念なことに、ヤング・ハワイアンは、ファイナルで、このパフォーマンスを見せることができなかった。「僕は、パブロが優勝して嬉しいよ。彼は僕の友達で彼が優勝だよ」とベンソンが言った。「ファイナルはリズムを掴めなかった。全てが彼のペースみたいだった。でもファイナルまで残れて嬉しいし、こんな素晴らしい波で試合が出来た事に感謝するよ」とコメント。 3位タイで賞金US$2,850をを獲得したのはタナー・ガダスカス(USA)とクリス・マーティン(GLP)。セミファイナルのヒート1はベンソンと19才のガダスカス(USA)の『シーソー』バトルとなった。2人のサーファーは交互に波に乗り、スコアが次々と塗り替えられていった。そして、死闘の末、ファイナル行きのゴールデン・チケットを最終的に手に入れたのはベンソンだった。「それは、ほろ苦い感じだよ」とガダスカス。「でも、いい結果だと思っている。凄くいい勉強になったしね。来年はここに戻ってきて、ファイナルを戦いたいね」とコメントした。 そして日本勢。メンズで唯一ラウンド4へ進出した深川達哉だったが、善戦虚しく敗退した。とはいえ日本人最高位の9位入賞を果たした。ウイメンズは大村、水野ともにラウンド2を戦ったが、大村のみがラウンド3へ生き残っている。ウイメンズは明日終了予定だ。頑張れ日本!! Billabong World Junior Championships Boys 結果: ファイナル:優勝:パブロ・パウリーノ(ブラ)15.00 2位:トニーノ・ベンソン(HAW)9.93 セミファイナル ヒート1: トニーノ・ベンソン(HAW)14.50 タナー・ガダスカス(USA)13.66 ヒート2: パブロ・パウリーノ(BRA)16.67 チャールズ・マーティン(GLP)8.67 クオーターファイナル: ヒート1:タナー・ガダスカス(USA)14.44 ニコラス・ヴォン・ラップ(DEU)8.17 ヒート2: トニーノ・ベンソン(HAW)14.17 オーエン・ライト(AUS)13.06 ヒート3: パブロ・パウリーノ(BRA)13.17 ミッチェル・コールボーン(AUS)13.00 ヒート4: チャールズ・マーティン(GLP)15.83 ボウ・アッチソン(AUS)6.54
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