更新日: 2009年1月6日 (火) 18:21
ビラボンASPワールド・ジュニア
チャンピオンシップ
■2009年1月3-10日■シドニー,ノース・ナラビーン■photo:ASP COVERED IMAGES■バックナンバー■#01#02#03

■フランスのポーリーン・アドゥがASPワールド・ジュニア・タイトルを獲得。


写真:ポーリーン・アドゥ
 

【2009年1月6日火曜日、オーストラリア、ノースナラビーン】プロジュニア世界ナンバーワン決定戦「ビラボンASPワールド・ジュニア・チャンピオンシップ」は大会4日目。3-4フィートのコンディションでウイメンズが終了。ポーリーン・アドゥが、ASPワールド・ジュニア・タイトル手に入れた。また、メンズはラウンド3が終了、この地上最高のジュニア・イベントにおいて最大の番狂わせが起き、大本命と称されたサーファーがイベントから姿を消した。

「ことばも出ないわ」とアドゥが言った。「本当に最高。夢がかなったの。私が優勝したなんて信じられない。今朝起きたときは、こんなことが起こるなんて想像もしなかった」彼女の対戦者のハミルトンが一日を通して忍耐強くいたのに対して、アドゥは、ファイナルでレフトとライトを果敢に攻め、時間を全く無駄にしなかった。そして試合はリードが入れ替わるシーソーゲームとなったが、最後に試合を封じたのは合計で13.43をマークしたフランスのポーリーン・アドゥだった。「彼女の最後のライディングを見なかったの。でもギャラリーと解説者の声が聞こえてきたわ」とアドゥが言った。「彼女が勝ったと思った。でも私にとって幸運にも、それは本当でなかった」

アドゥは今、過去のASPワールド・ジュニア・チャンピオンであるジェシーマイリー-ダイヤー(AUS)、ニコラ・アサトン(AUS)、サリー・フィッツギボンズ(AUS)といった勝利者リストに加わる。この3人の前チャンピオンたちは、ビラボンASPワールド・ジュニア・チャンピオンシップを勝ち取った1シーズン以内で、ASPウイメンズのワールドツアーの資格を得ている。

「私は2009年に入って、それだけの自信がある」とアドゥが言った。「ASP WQSで上手くやりたいわ。そしてASPウイメンズのワールドツアーへクオリファイしたい。でも今のところ、ASPワールド・ジュニア・チャンピオンになって本当にうれしい」ASPワールド・ジュニア・チャンピオンになった、アドゥは2009年のすべてのASP WQSイベントのラウンドで最後から2番目のシードを保証される。それは2010年のASPウイメンズ・ワールド・ツアーを目指す彼女に大きなアドバンテージを与える。

     


写真:ポーリーン・アドゥ


2003年にホームであるカウアイ島でタイガーシャークのアタックに遭い、左腕を失ったハミルトン。彼女は今日、インスピレーションを与えるパフォーマンスを見せ、イベント大本命のローラ・エネバー(AUS)とレイラ・ハースト(HAW)(16)を下したが、アドゥとのファイナルでは一歩及ばなかった。「私は、このイベントでの自分のパフォーマンスに本当に満足です」とハミルトンが言った。「ファイナルに残れて本当に嬉しい。私には、しばらく良い結果がなかったの。これが今年一年、私に自信を与え手くれると思います。ファイナルでは自分の神経に負けたんです。落ちたあのターンをメイクしなければならなかった。あの最後の波は、ちょっと残念だけど、それがサーフィンだと思います」

一方、ウイメンズの前に行われたメンズでは、リンコーン・テイラー(AUS)が、猛烈なフォアハンドで、イベントのベスト・シングル・ウェーブ・スコア9.60を記録し、ビラボンASPワールド・ジュニア・コンペティションから大本命だった南アフリカのルディ・パームブーム(20)をデリートした。「僕は、本当に運がよかったよ。僕の所にやってきた2つの最高の波をなんとかゲットできたからね」とテイラーが言った。「このレベルでは、セットの波で素晴らしいスコアをゲットできないなら、不利な立場ですぐに負けてしまうよ」 とコメント。イベント主催者は、明朝、午前7時30分に午前8時のスタートを目指し再びコールする。

ビラボンASPワールド・ジュニア(ウイメンズ)
ファイナル: 1:ポーリーン・アドゥ(FRA)13.43
2:ベサニ・ハミルトン(HAW)12.47
ビラボンASPワールド・ジュニア(ウイメンズ)セミファイナル結果:
SF 1: ポーリーン・アドゥ(FRA)12.17 コートニー・コンローグ(USA)10.00
SF 2: ベサニ・ハミルトン(HAW)11.50 レイラ・ハースト(HAW)10.07

ビラボンASPワールド・ジュニア(メンズ)ラウンド4のヒートドロー:
ヒート1: タマロア・マコーム(PYF)対ジュリアン・ウィルソン(AUS)
ヒート2: アレホ・ムニーツ(BRA)対タナー・グダスカス(USA)
ヒート3: リンコーン・テイラー(AUS)対キーロン・ジャボー(HAW)
ヒート4: グランジャー・ラーセン(HAW)対ジャドソン・アンドレ(BRA)
ヒート5: マキシム・ハセナット(REU)対アレックス・リベイロ(BRA)
ヒート6: マーク・ラコメア(FRA)対ジェイク・シャープ(AUS)
ヒート7: マット・ウィルキンソン(AUS)対ナット・ヤング(USA)
ヒート8: スチュアート・ケネディ(AUS)対カイ・バーガー(HAW)

写真:2位のベサニ・ハミルトン(HAW)

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