【現地2007年5月13日日曜日、チョープー、タヒチ】フォスターズASPメンズ・ワールドツアー第3戦「ビラボンプロ・タヒチ」は、本来の姿には程遠い3フィートのチョープーで、ラウウンド3のヒート8からラウンド4までが終了。クオーターファイナル進出者が決定したが、首尾一貫しない状況で番狂わせも続出。
フレンチ・ルーキーのジェレミー・フローレスがラウンド4で、8XASPワールド・チャンピオンのケリー・スレーター(USA)を倒す大金星を上げ、現在のフォスターズASPワールド・ツアーナンバー1のタジ・バロウ(AUS)が2001年のビラボンプロ・タヒチ優勝者であるコリー・ロペス(USA)に破れる番狂わせが起きた。
2006年のASP-WQSをトップの成績で卒業したフローレスは、35分ヒートの中盤でリードを奪い、ヒート終了まで1度もトップの座をスレーターに与えなかった。「僕はハッピーだよ。世界のベストサーファーを倒せて夢が実現した」とフローレス。「こんな感じの波は自信があるんだ。自分が育った場所のような波だから完璧に波が分かってた。もしケリーを倒せる波があるとしたら、今日のこんな波なんだ」 |