更新日 : 2007年5月15日 (火) 14:06
 
■FOSTER'S ASP MEN'S WORLD TOUR■
第3戦ビラボンプロ・チョープー
 

■2007年5月4-14日■タヒチ・チョープー■photo:ASP■R1R2R3昨日の試合模様

■ビラボンプロ、ウエイティング期間の延長を決定



Teahupoo - WIPEOUTS

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  ■選手ミーティングで延期決定
 
■会見するルーク
 
 

【現地2007年5月14日月曜日、チョープー、タヒチ】タヒチで開催中のフォスターズASPメンズ・ワールドツアー第3戦「ビラボンプロ・タヒチ」は、本来の大会期間である14日の最終日に、ASP、選手、大会スポンサーであるビラボンの3者の協議の結果、大会期間を延長することを決定した。

この決定はプロサーフィン史上2度目のことで、より良いスウェルでコンテストを行うため、ビラボンプロ・タヒチのコンペティション・ウインドウは2007年5月16日水曜日まで延長される。残っているヒートは約3時間半で終了する7ヒートだけ。

「これはサーフィンの歴史的な日だね。僕は期間延長を承諾してくれたASPに感謝してる」とコンテスト・ディレクターのルーク・イーガンが言った。「私は、多くのイベントスポンサーをはじめ、ASP、残っている選手達の判断と彼等から提供された機会を本当に誇りに感じている」

 
  ■パーコとアンディ、ディノ
 
  ■スウェルはやって来るのか

Surfline.comによる現在のスウェル予想では、コンディションが水曜日の午後までに好転することが示されてる。「我々の最新のスウェル・モデルには、かなり大きいスウェルがこの数日のうちにやって来ることが示されており、水曜日にファイナルデイを迎えられそうである」とイーガンが言った。「とはいえ、我々はコンディションを明朝7時にチェックするつもりだ。もしスウェルが予想より早く到着すればコンテストは再開されるだろう」。

このような異例の事態は10年前にもあった。「1996年のビラボン・プロ・ジェフリーズベイ。まったくのフラット・コンディションで、イベント開催が不可能だったとき、そのASPルールは作られた」とASPワールド・ツアー・マネージャーのレナト・ヒッケルが言った。「我々には選択肢が無かった。しかし、ウエイティング・ピリオドを広げることで波が上がることが予測できたのだ。その時に委員会レベルの投票でASPのルールになった。それ以来、我々はこのルールを使ったことは無い」。

今回延長に踏み切った要因の中には、フォスターズASPワールド・ツアー・カレンダー上に支障となるスケジュールがなかったこと。そして、ASPが常に世界のベストウェイブに世界のベストサーファーを置こうと努力する考えがあることが挙げられる。そして、この決断でビラボン・プロのクオーター、セミ、ファイナルは今週末、チョープーのエクセレントな波で行われることだろう。

「今年、フィジー・イベントがキャンセルになったために、我々はこのルールを使う贅沢な状況にある」とヒッケルが言った。「我々はクオーターファイナルまで終っていて、残っている8人の選手による投票で決められた」とヒッケルが言った。「いくつかの異議もがあったけれども、この場所で更に2日を過ごすことになる全てのサーファーによって最終的に決定されたのだ」。

クオーターファイナル出場者の1人である2001年のビラボンプロ・タヒチ・チャンピオンのコリー・ロペス(USA)は、ビッグスウェルを待つことを望んでいた。「僕は、本当によりビッグな波を待ちたい」とロペスが言った。「もし水曜日が彼らが言っているようなコンディションになるならば、最高の波でクラシックなイベントになるだろう。それは、チョープーのコンテストの歴史に刻まれるものになるかもしれない」とロペスがコメント。例年に無くプアーなコンディションのタヒチのコンテストだったが、最後の最後で主催者は勝負に出た。果たして今まで見たことも無い波での物凄いコンテストになるのか。期待は高まる。

ビラボンプロ・クォーターファイナル

ヒート1:ジョエル・パーキンソン(AUS)対アンディ・アイアンズ(HAW)
ヒート2:ダミアン・ホブグッド(USA)対ジェレミー・フローレス(FRA)
ヒート3:ミック・ファニング(AUS)対ルーク・ステッドマン(AUS)
ヒート4:コリー・ロペス(USA)対カイ・オットン(AUS)


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