「それは本当に面白いヒートだった」とレイノルズが言った。「どちらが勝つかを気にせずに、我々は波を利用しているだけの素晴らしい一時を過ごしたのさ。ベルズより、このスポットのほうが凄く楽しいね。ベルズは本当にサーフには不安定でちょっと癖があってハードなんだ。ここは小さいけど、まさにパーフェクトな波だよ」 スレーターは、9.17と9.23のウェイブスコアを記録し18.40対12.50でブラジルのジハード・コダー(BRA)を倒した。「僕は、10日間のうち9日は、ウインキーの波のほうが良いと言いたいね」とスレーター。「フェイスを使ってサーフィンが可能なんだ。斜面の角度もある。ベルズがフルタイドで良くなるんだ。小さいけどね。もしベルズが6フィートなら、コンディションとして素晴らしいものになる。しかし、かなり柔らかい波だ」。確実なリードをとって、スレーターは彼のエアリアルの腕前をファンのために披露した。大胆な動きはジャッジの目に止まり、高得点をゲット。彼のウイニング・マージンはさらに広がった。 「一旦、ヒートでリードを持ち、コンビネーション・シチュエーションになれば、少しは遊びまわることもできる」とスレーターが言った。「ジハードは掴んだいくつかのセットの波で何もしなかった。そして、数えればセットがあまり来ていことは想定出来る。そうなれば、遊びまわることができるし、パフォーマンスも派手になるよ。そう、我々が何のために、ここにいるかということだね」スレーターは次のラウンドでダミアン・ホブグッドと対戦。もし、レイノルズとスレーターがともにラウンド4を勝ち上がり、クオーターも勝てばセミで対戦することになる。「もし保守的になるならば、彼はほとんど全てを食べ尽くしてしまうだろうね」とスレーターがレイノルズの事について言った。 ASPワールドチャンピオンに君臨するミック・ファニング(AUS)は、ワイルドカードで元トップ45サーファーのトロイ・ブルックス(AUS)をベルズビーチで倒した。ファニングはヒート最後の波に全力でチャージ。それが9.17をスコアしてラウンド4進出が決まった。「ブルックスは、その最後の波が必要ではなかったみたいだけど、僕は、これを逃したら、もう乗る波は来ないと思ったんだ。だから、そこで一発ぶちかますしかなかった」とファニングが言った。「僕は幸運を手に入れただけ。いくつかのセクションがあって最高だったよ」。 このイベントで優勝経験のあるタジ・バロウ(AUS)、ジョエル・パーキンソン(AUS)、アンディ・アイアンズ(HAW)もラウンド4へ勝ち進んでいる。アイアンズはウインキーポップで、バロウとパーキンソンはベルズビーチで勝利した。「僕は、今日の移動する決定は正しかったと思う」とアイアンズが言った。 「今日の午後のベルズの波は、ハイスコアが出せる可能性がなかった。ケリーやデーンのヒートでは、たくさんの良いスコアが出ていたよね。最後の数ヒートでは波が悪くなってしまったけど、自分は最初にいくつかのスコアを手に入れることが出来て最高だったよ」。 アイアンズは、ラウンド4の最終ヒートで、カイ・オットン(AUS)と戦う。 コンテストは残された4日間のうち、丸一日で終了出来る。ネクストコールは明朝7時30分。 予定されているラウンド4ヒート組 Heat 1: ビード・ダービッジ(AUS)対 ダイヤン・ニーヴ(AUS) Heat 2: ネコ・パダラッツ(BRA)対 ジョエル・パーキンソン(AUS) Heat 3: ジェレミー・フローレス(FRA)対 ボビー・マルチネス(USA) Heat 4: エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)対 ミック・ファニング(AUS) Heat 5: タジ・バロウ(AUS)対 ルーク・ステッドマン(AUS) Heat 6: ロイ・パワーズ(HAW)対 デーン・レイノルズ(USA) Heat 7: ケリー・スレーター(USA)対 ダミアン・ホブグッド(USA) Heat 8: アンディ・アイアンズ(HAW)対 カイ・オットン(AUS)
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