モデルのSHIHOが主催したチャリティーサーフィン大会をリポート

今回の目玉だった入賞者のトロフィー
モデルのSHIHOをはじめ、プロボディボーダーの小池葵、WJKWデザイナーの市川麻衣子が中心となって立ち上げたチャリティプロジェクト「ONENESS ! project」が主催するチャリティーサーフィン大会「ONENESS ! with the ocean」が８月１日に千葉県釣ケ崎海岸、志田下ポイントで開催された。

大会当日は、早朝から腰腹セットで胸前後のクリーンな波がブレイク。６クラス１５７名の選手たちは、２ポイントに分かれ、絶好のコンディションが整った志田下でサーフタイムをシェアした。

今回のコンテストは、サーフィンのレベルは問わず、試合に出るのが初めてという人でも熱意があればエントリーOK。勝ち負けではなく、一人一人が海を贅沢に楽しもうというコンセプト。主催者であるSHIHOは「今まで学んだことや感じてきたこと、たくさんの出会いを多くの人達とシェアしたいという気持ちで始めた事なんです。サーフィンを始めて良かった！という気持ちが、みんなに伝わったら嬉しいですね」とコメント。

たくさんの友人達の協力で開催することが出来たイベントは、通常のアマチュア・サーフィンイベントでは考えられないほど豪華なものだった。まずジャッジには、レジェンド・シェイパーの千葉公平をはじめ、糟谷修自、ケコア・ウエムラ、小川直久、デビッド・木下、田中樹など多くのプロサーファー達が担当。今回大好評だった入賞者のトロフィーは、奄美大島の「Hang Loose Art Works」にて、フィン型＆特別パネルのステンドグラスで製作された。更に多くの協賛各社から集められた、豪華な賞品の数々が勝者の喜びに花を添えていた。

またMVP賞として、ショートボード男子とボディボードの優勝者のふたりにはバリ島旅行がプレゼント。ショートボード女子の優勝者には、303サーフボードのオーダー券が渡された。最初から最後まで、本当に贅沢なアマチュア・サーフィンコンテストだった。

大会会場は、スポンサー各社のブースをはじめ、おいしいスウィーツから、クレープ、かき氷などのブースが立ち並び、大盛況。締めは20名近くの世代を超えたトッププロサーファーによるエキシビジョンに酔いしれ、最後にはチャリティー支援先のNPO法人　greenbird（www.greenbird.jp）協力のもと、ビーチクリーンを開催。選手はもちろん、このイベントに携わった全ての人間が、海の素晴らしさ、人と人とが触れ合う大切さ、自然を愛する気持ちをシェアする事の出来る素晴しいイベントとなった。今回の夢のあるイベントが、今後も続いて行われることを願う。