SURFMEDIA NEWS

サーフィン情報サイトのサーフメディアは世界中のサーフィンニュースを日本語でお届けしています。

更新日 2009-05-08 | 作成日 2009-01-26  

ジャック・マッコイの最新作「ア・ディーパー・シェイド・オブ・ブルー」は2009年春に完成予定(3/27) 

 
オーストラリアを代表するサーフフィルム監督のジャック・マッコイの新作の撮影が最終段階に入ったというメールを、このプロジェクトに加わっているオーストラリア在住の矢口唯史さんから頂いた。ここに紹介するものは、ジャックさんの手紙を訳したものである。

 
 
オーストラリアを代表するサーフフィルム監督のジャック・マッコイの新作の撮影が最終段階に入りましたのでご紹介させて下さい。3年前からスタートしたプロジェクトの最初の1年半はリサーチと素材集めに費やしました。この1年半を制作に集中しましたが、さらに1年を最新フッテージの撮影と編集に費やし、4年の制作期間を経て2009年春に完成予定です。
 
タイトルは「ア・ディーパー・シェイド・オブ・ブルー」、過去100年間におけるサーフィン界のアイコン的存在で綴られています。但し歴史のレッスンのようなタイプとのフィルムとは異なり、アイコンたちの口伝えに伝承されるキャラクターと特異性で構成されるでしょう。
 
フィルムに登場するサーファーはスポンサードされたプロサーファー中心ではなく、サーフィンを愛する興味深い人たちです。ロングボーダーのカップル、5歳児ですでにスタイルを持っていた偉大なウォーターマンの孫、ジョージ・グリノフに習いチューブの中を撮影するサーファー、WVコンビで暮らすクロコダイルダンディーのような典型的オージーサーファー、凍て付くタスマニアのシャークが住むポイントのローカルサーファーたちが繰り広げる地球最大級の波へのアタック、カイトやスタンドアップで波にのるハワイ・カウアイのウォーターマンのフォイルボードでのウルトラスムースライド等、さらに現在もすばらしいキャラクターを撮影中です。
 
大部分をHDで撮影しています。特にアンダーウォーターでの撮影はかつて見たことのない影像となるでしょう。撮影素材は自宅スタジオのPCで編集していますが、新しいソフトの数々は子供が新しい玩具で興奮するのと変わりません。しかし何よりもこのフィルムには私が人生で撮影したベストで構成されるでしょう。60歳を向かえ私の人生で最高のフィルムとなります。
 
新作「ア・ディーパー・シェイド・オブ・ブルー」に関するお問い合わせはアシスタント矢口唯史までよろしくお願い致します。