ここまで波とのリズムが全然合っていなかった。でも何とかヒートを切り抜けて来たんだ。この調子で、勝ち進みたいね」とクオーターファイナルで、カリフォルニアのデーン・レイノルズ(USA)と対戦する2年連続で優勝を狙うバロウが言った。「それは計画通りだよ」とバロウが言った。「クオーターになればタフなヒートばかりになる。僕は今回、まだ一度も良いヒートがなかったから、最後の最後までベストの状態をセーブしておければいいね」 ASPルーキーオブザイヤー受賞者であるアメリカのボビー・マルチネス(2006年)とフランスのジェレミー・フローレス(2007年)は、ヒート3で接戦を繰り広げた。マルチネスは、今シーズン初のバックアップ会場でのサーフィンを大いに楽しんだ。「波も良し、風も良し、これまでのベストじゃないかな」とマルチネスが言った。「ここでの初めてのサーフィンが、このヒートだった。去年はウインキーポップでサーフしたけど、あまり寄り付かないようにしていたんだ。あまりにもベルズと波が違い過ぎていたからね。会場がこの場所に移動するとも思わなかったし。今年初めて、ここでサーフィンしたのに勝ち上がれて嬉しいよ」マルチネスは、フローレスが9本の波を捕えたのに対して、3本しか波に乗らなかった。しかし、マルチネスのセレクトしたライディングは、フローレスを倒すのに充分なポイントだった。フローレスは開幕戦で3位入賞。それに対してマルチネスは17位タイという成績だった。 「確かにゴールドコーストで良い成績だったジェレミーに動機を与えられたよ。でも33位のラウンドにいたかもしれないし、たとえ誰が相手でもモチベーションになったと思う。まだグッドイヤーを持っていないからね。自分のベストを尽くして、良いスタートを切りたいだけなんだ。誰が相手で、どこに自分がいるかは関係ない。みんな勝つことが目的でそこにいるんだからね」彼は次のラウンドでワールドチャンピオンのミック・ファニングと対戦する。ファニングは「それは良いヒートになるよ」とマルチネスとのマッチアップについて言った。「ボビーは、素晴らしいサーフィンをしているね。調子良さそうだから、面白くなりそうだよ」とコメント。彼はラウンド4で最後のブラジリアンであるエイドリアーノ・デ・スーザを倒した。 この他の今日のラウンド4の結果は、ビード・ダービッジ(AUS)がダイヤン・ネイヴ(AUS)を、ジョエル・パーキンソン(AUS)がネコ・パダラッツ(BRA)を、デーン・レイノルズ(USA)がロイ・パワーズ(HAW)を下し、クオーター進出を決めている。ラウンド4は2ヒート残っており、コンテストが再開する時、ケリー・スレーター(USA)対ダミアン・ホブグッド(USA)、アンディ・アイアンズ(HAW)対カイ・オットン(AUS)のヒートからスタートする。予報では、明日ファイナルデイの可能性が高いが、ネクストコールは明朝7時30分となっている。 予定されているラウンド4ヒート組 Heat 7: ケリー・スレーター(USA)対 ダミアン・ホブグッド(USA) Heat 8: アンディ・アイアンズ(HAW)対 カイ・オットン(AUS) リップカールプロ・ベルズビーチ・クォーターファイナル ヒート1: ビード・ダービッジ(AUS)対 ジョエル・パーキンソン(AUS) Heat 2: ボビー・マルチネス(USA)対 ミック・ファニング(AUS) Heat 3: タジ・バロウ(AUS)対 デーン・レイノルズ(USA) Heat 4: 未定
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