オールドスクールのサーフスタイルマガジン
『glide 2009 Endless Summer』(3/18)
株式会社マリン企画から「月刊サーフィンライフ」の別冊としてオールドスクールのサーフスタイルマガジン 『サーフィンライフ・グライド』が発売になる。GLIDEとは「滑走/滑空」の意。攻撃的なサーフィンを卒業した大人のサーファーは、大海原で自然と対峙するように波を滑りたい、そして、山あり谷ありの人生も、波乗りのある生活で駆け抜けていきたい、という想いが込められている。
ケリー・スレーターが5'11"のミニボード"DEEP 6"でパイプマスターズを制覇。しかもそれは、自ら考案したデザインを、CADと最新のシェイプマシンで形にしたものだそう。サーフボードは日進月歩で進化を続け、さらには選択肢が増えた分、情報過多となり頭でっかちになりがち。だけど、降り注ぐ太陽の下、波と戯れる楽しさこそがサーフィンのルーツであることに変わりはない。冬の寒さで忘れがちになっていた波乗りの本質、今回のグライドは「原点回帰」がテーマ。
オールドスクールのサーフスタイルマガジン
『glide 2009 Endless Summer』
2009年3月発売
総ページ数152頁
定価 1,200円(税込)
お問い合わせ:マリン企画
フィンレス・ウッドボード、アライアの世界
長い歴史を経て、いま再び注目を集める古代ハワイの木製フィンレスボード、アライア。ラスタやマチャドを始め、トム・カレンといった世界のトップサーファーを虜にする。シンプルかつプリミティブなこのボードデザインに秘められた可能性...。今回は、アライアとこのシーンの立役者トム・ウェグナーにクローズアップした。
原生のハワイアン・コミュニティ「マカハ」
タウニーなサウスサイド、ビッグウェイブ・サンクチュアリのノースショアなど、ハワイ・オアフ島はご存知サーフィンのメッカ。そんななかにあってマカハは、ポリネシアのルーツが未だ色褪せることのないエリア。そんな、ハワイの原生が今なお根付くウェストサイドの魅力を、巨匠カメラマンのジェフ・ホーンベイカーが切り取る。
Searching for MICHAEL PETERSON
グライド世代のサーファーなら聞き覚えのある言い回し「サーチング・フォー」。この春、トム・カレンの名作と同じタイトルの映像が公開される。『サーチング・フォー・マイケル・ピーターソン』。70年代のプロコンテストでスターダムを駆け上った孤高の英雄は、カレン同様、あるときを境に忽然とシーンから姿を消した。『モーニング・オブ・ジ・アース』でHULLを自由自在に操る知られざるスタイルマスターとは、果たしてどんな人物だったのだろう。
その他に、ウルフギャング・ブロック、ヘビーメタルバンド『メタリカ』の専属カメラマン、ジェイソン・ルポザー、北海道・トマムへの旅、シングルフィンなどの特集がある。