牛越峰統らが、ジャパンプロサーフィンツアー最終戦で現役引退を表明。(9/29)

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更新日 2009-10-05 | 作成日 2009-01-26  

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牛越峰統らが、ジャパンプロサーフィンツアー最終戦のALL JAPAN PROを最後に現役引退を表明。(9/29)

ジャパンプロサーフィンツアー2009ショートボード第5戦(最終戦)
ALL JAPAN PRO
開催期日/9月30日(水)〜10月2日(金)
開催場所/千葉県長生郡一宮町釣ヶ崎海岸(志田下)

s-CIMG3928.jpgPHOTO: I ,YUKARI

これまで日本のサーフシーンを牽引してきたトッププロサーファー、牛越峰統。彼が今シーズンを最後にコンペシーンから引退することになった。中学1年の夏、兄の影響でサーフィンと出会い、1本目の波からテイクオフ。17歳でプロテストを合格して、これまで多くのコンテストに参加。輝かしい戦歴を残してきた。

現在は千葉を拠点にしているが、生粋の東京出身のプロサーファー。日本国内のコンテストはもちろん、海外にも精力的に遠征し、経験を積んできた牛越。また、ハワイのノースショアでのビッグウェーブへのアタックは当時の日本人プロの中でも、ナンバー1といっても過言ではないほど、多くのスーパーショットを残してくれた。特に印象的なのは、バックドアへのアタック。牛越の見せたハイパフォーマンスに「あの日本人は誰だ?」と世界中からハワイに集まっていたカメラマンが彼に注目していたことを今でも忘れない。

久我、糟谷、関野、福田のトップ4の時代を受け継ぐ形で日本のサーフシーンで引っ張ってきた牛越世代のプロサーファーたち。トップ4と言われた彼らは、既に現役を退き、それぞれのライフスタイルを送っている。今回、牛越とともに引退を表明したのは沼尻和則、河野正和。3名とも日本のサーフシーンに貢献したサーファー達。全員が元グランドチャンピオンで20年以上もトップシード選手として活躍した。そんな彼らの最終戦では、はなむけの意味を込めて3人だけのファイナルが行われる。彼らの新しい門出にエールを送りたい。そして、ありがとう。

U4からのメッセージ


突然ながら、わたくし牛越峰統はプロツアーへの参加を今後行わない事を決意致しました。

数年前から引退を考え、今年決意を固め、自分にとっての道場でもあるこの千葉の志田で行われるコンテストを最後にプロとしてのツアーへの活動を行わない事をご報告致します。

サーフィンを始めておよそ25年の月日が経ち、毎日夢中でサーフィンを楽しみ、いつしかサーフィンが仕事になり、プロ生活も今年で20年経ちました。

初めて波に乗れた時から、日本の代表選手の1人としてビックウェイブチャレンジに参加出来た事も、ASPインターナショナルランキング日本人1位も獲得出来たした事も、JPSAグランドチャンピオンを獲得出来た事も、今日に至るまで、プロサーファーとして世界中のトップレベルの強豪達と戦えた事は選手として一生忘れる事はありません。

これまで出場の機会を与えていただいた関係者の方々には言葉で言い表せない程の感謝の気持ちで一杯です。今もなお続いていることですが、サーフィンは喜び、悲しみ、多くのものを与え、自分を成長させてくれました。

サーフィンはこれからも一生続けて行きます。

皆様には何卒私の意思をご理解いただきたく存じます。

あらためて、これまで一緒に関わってきてくれた全ての方々へ心から感謝致します。


゛ありがとうございました゛


敬具


尚、今後のスケジュールに関して下記の通りとなりますのでよろしければ是非ご覧に来て下さい。


・JPSA
ジャパンプロサーフィンツアー2009 ショートボード第5戦(最終戦)
ALL JAPAN PRO 
9月30日(水)〜10月2日(金)
千葉県長生郡一宮町釣ヶ崎海岸(志田下)


心よりお待ちしております

牛越峰統

ushiwin.jpg2007 JPSA GOTCHA・G-LAND CUP 優勝

★牛越峰統、沼尻和則、河野正和が、最終戦のALL JAPAN PROを最後に現役引退を表明。全員が元グランドチャンピオンで20年以上もトップシード選手として活躍。はなむけの意味を込め3人のファイナルヒートを行います。観戦に会場へ是非お越しください