SURFMEDIA ASP JAPAN NEWS

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更新日 2009-11-10 | 作成日 2009-01-26

ネイト・ヨーマンズが優勝。プロジュニアではナット・ヤングが優勝。マー大野は25位。

2009年ASPスター6WQSメンズ・イベント
オニール・コールドウォーター・クラシック・カリフォルニア

■2009年11月2-8日 スティーマー・レーン、サンタクルーズ・カリフォルニア

NateFloater_Prefontaine111111.jpgネイザン・ヨーマンズ photo from O'Neill


【現地時間2009年11月8日:サンタクルーズ・カリフォルニア】

オニールが毎年開催する歴史あるサーフィンコンテスト、コールド・ウオーター・クラシック(CWC)。今年より5戦のシリーズ化され、地球上で最も過酷なコンディションで行われるクラシックなサーフ・コンテスト・シリーズは、最終戦のカリフォルニアのサンタクルーズでフィナーレを迎え、賞金5万ドルのシリーズの優勝者が決定した。

オニール・コールドウオーター・クラシックシリーズ第5戦がカリフォルニアのサンタクルーズで11月2日からスタート。前半はサイズも物足りないコンディションを強いられていたものの、ファイナルデイに向かいサイズアップ。最終的に8フィートを超える凄まじいコンディションでフィナーレを迎えた。

そんなコンディションで勝利を手に入れたのは、カリフォルニアの28歳、ネイザン・ヨーマンズ。彼はファイナルでオーストラリアのヒース・ジョスク(AUS)を下し頂点に立った。また、同時開催のオークリー・プロ・ジュニアASP北アメリカ・チャンピオンシップでは、このサンタクルーズをホームとする19歳のナット・ヤングが優勝した。

ヨーマンズは炸裂する8フィートのスティーマー・レーン行われたファイナルで、全く時間を無駄にする事なくヒート前半からジョスクをリード。ミドルピークを利用した彼は、強烈な15.33のヒート・トータルをマークし、 キャリア最大の勝利を手に入れた。

「信じられないよ」とヨーマンズが言った。「これは僕のキャリアで最もビッグな勝利なんだ。ことばも出ない。2スターで優勝してから、随分時間が経ったよ。それはこのビッグな6スターの勝利のための時間だったんだ。長年にわたって、このイベントに優勝した素晴らしいサーファーたちのリストに僕の名前が並ぶなんて信じられないよ」

ヨーマンズはオニール・コールドウォーター・クラシック・カリフォルニア前まではASP WQSで27位のポジションだったが、今回の見事なパフォーマンスでトップ15入りを果たし8位となった。今回の優勝は、2010年のASPドリーム・ツアーのクオリファイを目指す彼には素晴らしい結果となった。今シーズンは、あと2つの6スター・プライム・イベントが残っており、グーフィー・フッターのヨーマンズは来年のトップ45のポジションを固めるためにハワイに目を向けている 。

NatYoung_Prefontaine111111.jpgナット・ヤング photo from O'Neill

プロジュニアでは、2008年のオニール・コールドウォーター・クラシック・カリフォルニアのチャンピオンで、2007年のオークリー・プロ・ジュニア・チャンピオンであるナット・ヤングが、驚くべきウェイブ・セレクションで彼のホームブレイクであるスティーマー・レーンで優勝した。

「最高ですね。このイベントで勝ちたかった。このイベントで上手くやりたかったんです。WQSで負けてしまって、それで火がついて絶対に優勝してやると思ったんです」ヤングは、今回の優勝で、2009年のASP北アメリカ・プロジュニア・タイトル争いをしていたディロン・ペリーロを下し、タイトル獲得。

「それは、このイベント中に僕の頭のどこかにありました。ホームで地域のタイトルを獲得出来て最高です」また、ヤングは、ジュニア・エイジのトップ・メインランド・アメリカンサーファーとしてワールド・ジュニア・チャンピオンシップに公式に資格を与えられた。「ジュニアでサンタクルーズからの唯一人のキッズだったので最高です」 とヤング。

また、ASPワールド・ジュニア・チャンピオンシップにおけるASP北アメリカの代表は、スタイリッシュなレギュラー・フッターのディロン・ペリーロ(マリブ、CA)、ルーク・デイビス(カピストラノビーチ、CA)、2008年のASP北アメリカのプロジュニアシリーズ・チャンピオンのコリー・アランバイド(ヴェントゥーラ、CA)とブレント・ライリー(カールズバッド、CA)(19)に決定した。

今回、ASP WQS 6スターイベント「CWC・カリフォルニア」には、日本からマー大野こと大野修聖をはじめ、辻裕次郎、中村昭太、田中樹、田中譲、高梨直人が出場。ラウンドオブ128からの出場となった辻、中村、高梨、田中ブラ.辻は2位でイズキは1位でラウンドアップ。マーはラウンドオブ96から出場し、ファーストラウンドを見事2位通過を果たす。マート同じヒートになった辻裕次郎は惜しくも敗退。イズキもここで敗退した。カナダ同様、ラウンドオブ48へ勝ち上がったマー大野だったが、3位敗退で25位でフィニッシュした。

現在の彼のベスト7のトータルポイントは、先週の8452ポイントから8889ポイントにアップ。レイティングは先週の46位から47位となった。次回の試合は、現地時間で11月12日にハワイのハレイワでスタートするリーフ・ハワイアン・プロ。そして、サンセットで11月24日からスタートするオニール・ワールドカップ。世界を相手に戦っているマー大野と日本人選手にエールを送ろう!


LinkIconオニール・コールドウォーター・クラシック・カリフォルニア

オニール・コールドウォーター・クラシック・カリフォルニア・ファイナル:
優勝:ネイザン・ヨーマンズ(USA)15.33
2位:ヒース・ジョスク(AUS)8.60
セミファイナル結果:
ヒート1:ネイザン・ヨーマンズ(USA)12.50 アレホ・ムニーツ(BRA)8.00
ヒート2:ヒース・ジョスク(AUS)11.43 ルーク・マンロー(AUS)8.86
オニール・コールドウォーター・クラシック・カリフォルニア・クォーターファイナル結果:
ヒート1:アレホ・ムニーツ(BRA)12.50 エイドリアーノ・デ・スザ(BRA)8.00
ヒート2:ネイザン・ヨーマンズ(USA)15.00 コリー・ロペス(USA)12.53
ヒート3:ヒース・ジョスク(AUS)13.17 def.。ダミアン・ファレンフォート(ZAF)9.10
ヒート4:ルーク・マンロー(AUS)9.67 キーラン・ホーン(USA)8.46

オークリー・プロ・ジュニアASP北アメリカ・チャンピオンシップ・ファイナル結果:
優勝:ナット・ヤング(USA)15.07
2位:トニーノ・ベンソン(HAW)7.76
3位:コーディ・トンプソン(USA)7.73
4位:ディラン・グッディール(HAW)7.10

オニール・コールドウォーター・クラシック・シリーズ・チャンピオン:
ブレイク・ソーントン:6,688のポイント



詳細はASPジャパンサイトで。

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