Xcel Pro Presented by Honolua

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更新日 2009-11-10 | 作成日 2009-01-26

マウイのハンク・ギャスケルがXcelプロで優勝。

2009ASPスター2WQSイベント「Xcelプロ・プレゼンテッドバイHonolua」

■2009年10月30日ー11月10日 サンセット・ビーチ、オアフ・ハワイ

GaskellWin400.jpgHank Gaskel : photo courtesy Xcel Wetsuits

【現地22009年11月2日 サンセット・ビーチ、オアフ・ハワイ】10月30日からハワイ・オアフ島ノースショアのサンセットビーチで開催されていた、ノースショアのシーズン到来を告げるASP-WQS2スターイベント「Xcelプロ プレゼンテッドバイ・ホノルア」 が終了。ハワイ・マウイ島のハンク・ギャスケルが優勝しタヒチ行きの切符を手に入れた。

4人のサンセット・スペシャリストが顔を揃えたタフなファイナル・ヒートにおいて、23歳のギャスケルは慌てる事なく、じっくりと良い波を待つスマートなウェイブ・セレクションで勝利を掴んだ。2位にはパンチョ・サリヴァン、3位にはマイルス・パダカ、4位にはシェーン・ベシェン。強豪を相手に僅差での勝利だった。

「今年のウインターシーズンにおいて最高のスタートが切れたよ。僕の人生で最高の結果さ」と穏やかな声で話すギャスケルが表彰式の後にコメントした。前日までのNWのスウェルは、僅かにサイズダウンしたものの、ウエスト・ピークでクリーンな6-10フィート・フェイスというファイナルデイに相応しいコンディションとなった。そのコンディションで延長されたヒート時間は、コンペティターに忍耐力を要求し、ハイスコアが可能な波を如何に見つけ出せるかが勝敗の鍵となった。

強烈なオフザトップを見せたギャスケルは、パワーサーフィンがトレードマークの昨年のXcelプロ優勝者であるパンチョ・サリヴァンを抑えての勝利となった。絶えず安定したパフォーマンスでラウンド2とラウンド3、クォーターファイナルを勝ち上がったギャスケルは、 昨年のXcelプロ・チャンピオンシップで勢いに乗るサリヴァンが待つファイナルに静かに勝ち上がった。

今回の試合を通して絶好調だったサリヴァンは、アグレッシブな断固としたスタイルを見せ、5度目のXcelプロ・タイトル獲得も目前だった。しかし、35分のファイナルでは、オープンフェイスのセットを掴んだギャスケルが、ビッグなWQS初優勝を手に入れた。「今日は良い気分だった。ミドルの波を狙って、自分の出来る事をしたんだ」とギャスケルが言った。

ギャスケルは11月12日から23日までハレイワで行われるリーフ・ハワイアン・プロでスタートするバンズ・トリプルクラウンに出場する予定。また2009年のXcelプロ優勝者のギャスケルには、賞金5,000ドルとASP-WQSの500ポイントに加え、タヒチのチョープーで2010年に行われるVonZipperトライアルの出場権と全費用込みの旅行が贈られた。このVonZipperトライアルの勝者は、WCTビラボン・プロ・タヒチにワイルドカードで出場出来るというもの。「チョープーに行けるなんて本当に興奮するよ」とトライアル・トリップについてギャスケルが言った。「まだ行った事がないんだ。世界最高の波の一つでサーフする素晴しい経験になるよ。本当に楽しみだ」

また今回、日本から田嶋鉄兵と堀口真平が出場。ラウンドオブ64を2位で勝ち上がった堀口真平は、続くラウンドオブ32でフリン・ノヴァック、ラヴ・ホーデルといったハワイアンを抑え1位通過。クオーターファイナルでは、マイルス・パダカ、ジョエル・センティオ等と対戦したが惜しくも4位で敗退。13位でフィニッシュした。堀口真平はこのエクセルプロで2003年に7位に入賞した経験がある。

2009年の世界のプロサーフシーンもいよいよ大詰め。カリフォルニアで行われているコールドウォーターが今週末に終わり、ハワイアンレッグがスタートする。ハワイでは11月12日から23日までハレイワで行われるリーフ・ハワイアン・プロでバンズ・トリプルクラウンがスタートする。

http://xcelpro.xcelwetsuits.com/2009/


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