Credit: ASP/ CI/ SCHOLTZ via GETTY IMAGES: Joel Parkinson (AUS)
【現地2009年3月10日火曜日、クーランガッタ・ビーチ、オーストラリア】「クイックシルバープロ・ゴールドコースト・プレゼンテッドバイ・LGモバイル」は会場を4-5フィートのクーランガッタ・ビーチに移動、ラウンド4からスタートし、セミファナリストが決定した。そんな中、前ASPワールド・チャンピオンでこのイベントで2度優勝しているミック・ファニング(AUS)は、圧倒的なフォームを見せ、クォーターファイナルで今日の最高点となる18.53でダミアン・ホブグッド(USA)を破った。
「楽しいヒートだった」とファニングが言った。「良いオープニング・ウェイブを待っていて、それが来たんだ。その9.93では、バレルのなかでシャンデリアのように輝いているのを見た。それで、自分の足をリセットして、強くヒットしようとしたのさ。全てが真っ白になっていたけど、出口が開いて運がよかったよ。結構楽しかったね」
そして、セミファイナルでファニングは、クイックシルバー・プロ・ゴールドコーストのファイナルスポットを目指し、親友のジョエル・パーキンソン(AUS)と戦わなければならない。ジョエル[パーキンソン]と僕は、子供の頃からの最高の友なんだ」とファニング。「それは、本当にタフなヒートになるよ。我々は、互いを常にプッシュしている。僕は、そのヒートを間違いなく楽しみにしているよ。でも、明日のコンディションは、本当にわからない。自分が見た天気図のすべてが、今日より、はるかに大きいと予測している。それは100フィートもあり得るし、2フィートもあり得ると」
現在ASP4位で2002年のクイックシルバー・プロ・ゴールドコーストの優勝者であるパーキンソンは、クーランガッタビーチで物凄いパフォーマンスを披露し、クリス・デーヴィッドソン(AUS)とC.J.を破った。「僕のクォーターファイナルでは、自分の朝のヒートより、波が少し大きくなって、水の量も凄く多くなった感じがした」とパーキンソンが言った。「自分の戦略は同じだったけど、より多くの努力がヒートを通して必要だった。ポジションをキープするのが難しかった。カレンとがとても強烈なんだ」
現在ASP3位のタジ・バロウ(AUS)は、エイドリアン・バカン(AUS)とクオーターの接戦を生き残った。残り時間20秒でスコアが必要だったバロウは、ラインアップに戻るジェットスキーのアシストを断った。そして、その代わりにキラポイントの前で待つ事を選んだ。「波を見つけることができなかった」とバロウが言った。「満潮になっていて、少しパニックを起こしてしまった。ヒートの大部分で押され気味だったんだ」そして、最後の波で8.33をスコアしたバロウは、セミファイナルへ勝ち上がった。「確実にASPワールド・タイトルは自分の計画にある」と、これまでASPワールド・チャンピオンの王位を継承するるオーストラリアの後継者であると言われ続けてきたバロウが言った。「それを実現するために、自分が出来ることをしている。だから、それを自分に言い続けなくてはならない」バロウは、セミファイナル2でエイドリアーノ・デ・スザ(BRA)(22)と戦う。
明日のファーストコールは午前9時。そしてファイナルデイを迎える。
クイックシルバー・プロ・ゴールドコースト・セミファイナル均衡:
SF 1:ジョエル・パーキンソン(AUS)対ミック・ファニング(AUS)
SF 2:エイドリアーノ・デ・スザ(BRA)対タジ・バロウ(AUS)
クイックシルバー・プロ・ゴールドコースト・クォーターファイナル結果:
QF 1:ジョエル・パーキンソン(AUS)15.00 C.J.ホブグッド(USA)4.37
QF 2:ミック・ファニング(AUS)18.53ダミアン・ホブグッド(USA)13.00
QF 3:エイドリアーノ・デ・スザ(BRA)17.86 ビード・ダービッジ(AUS)6.77
QF 4:タジ・バロウ(AUS)14.40 エイドリアン・バカン(AUS)14.00