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※これはVonZipper / Air Tahiti Nui Trials - Day 1のハイライトです。
ファイナルの映像ではありません。
エア・タヒチ・ヌイVonZipperトライアルは、タヒチのタウマタ・プヘティニが優勝。
(R to L) Taumata Puhetini & Tamaroa McComb : photo ASP Robertson
【チョープー、タヒチ 2010年8月17日】「エア・タヒチ・ヌイ VonZipperトライアル」は、ASPメンズ・ワールド・ツアー第5戦であるビラボン・プロ、タヒチの前哨戦。トライアルの優勝者のみが、ビラボン・プロのメイン・イベントにワイルドカードとして出場権が与えられる。セカンド・ポジションは、最も上位に入賞したローカル・タヒチアン・サーファーに与えられる。
招待された32名のインターナショナル選手とともに、32人のローカル・タヒチアン・サーファーが参加し、トータルで64名の選手が出場。8~10フィートの素晴しいコンディションで「エア・タヒチ・ヌイ VonZipperトライアル」は8月16日から始まった。
そして迎えたトライアル2日目。ローカル・サーファーのタウマタ・プヘティニ(PFY)は、ソリッドな6-フィートのチョープーで行われたファイナルで、同じタヒチのタマロア・マコームで(PFY)を下し優勝。8月23日月曜日に始まるASPワールド・ツアー第5戦ビラボン・プロ・タヒチのメイン・イベントに出場するためのワイルドカードを手に入れた。
「ギャラリーとしてビラボン・プロのコンテストをずっと見ていたんだ。マノアがファイナル(2008年)に達するのを見た時は感動したよ。毎日4時間、トレーニングしていたよ。いま僕のチャンスが巡ってきた。準備万端だよ」とプヘティニが言った。
3位は、2度のエア・タヒチ・ヌイVonZipperトライアル勝利者(2009年と2006年)のヘイアリイ・ウィリアムズ(PFY)とスティーヴ・ピアソン(PFY)。
初日のトップ・スコアラーであったローリー・タウナー(AUS)は、ラウンド3でワイプアウトしリーフに頭をヒット。治療を受けクオーターに出場したが、そこで自分のサーフボードのフィンで右耳を強打。彼はジェットスキーで近くのマリーナへ行き、最も近い病院に搬送された。軽い震えがあるが、それ以外は問題ないようだ。
今回、この名誉あるトライアルに日本の脇田貴之が32名のインターナショナル・エリートのひとりとして選ばれたが、惜しくもラウンド1で4位敗退。今回トライアルに補欠でエントリーした堀口真平は、ラウンド3まで勝ち上がり25位となった。
エア・タヒチ・ヌイVonZipperトライアル・ファイナル結果
ファイナル:
タウマタ・プヘティニ(PFY)18.17 def タマロア・マコーム(PFY)17.27
セミ・ファイナル
SF1:タウマタ・プヘティニ(PFY)16.67 def ヘイアリイ・ウィリアムズ(PFY)10.80
SF2:タマロア・マコーム(PFY)12.10 def スティーヴ・ピアソン(PFY)9.07
クォーター・ファイナル
QF 1:タウマタ・プヘティニ16.67(PFY)def ヘレモアナ・ルシアン(PFY)6.67
QF2:ヘイアリイ・ウィリアムズ(PFY)8.87 def カマレイ・アレキサンダー(HAW)1.20
QF3:スティーヴ・ピアソン(PFY)16.50 def アンソニー・ウォルシュ(AUS)13.43
QF4:タマロア・マコーム(PFY)13.17 def ローリー・タウナー(PFY)7.00
ビラボン・プロ・タヒチは、8月23日から9月3日に及ぶウエイティング期間で、フル4日のコンペティションで チャンピオンが決定する。2度のエア・タヒチ・ヌイ・トライアル勝利者であるローカル・ヒーローのマノア・ドローレは、第3のビラボン・プロ・タヒチ・ワイルドカード。すでにメイン・イベント・シードを割り当てられている。