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山の中の湖に極上の波をブレイクさせる「ウェイブ・ガーデン」のテクノロジー
スペインのインスタント・スポーツ社は、湖を利用してサーフィンを楽しむ「ウェイブ・ガーデン」と言うプロジェクトをスタートさせた。彼らは健康的なライフスタイルを持つサーフィンの素晴しさを海の近くにいない人々にもシェアしたい思いでこのプロジェクトを2005年にスタート。彼らの第一の目標は、常にパーフェクト・ウェイブで最も現実的なサーフィン体験を可能にする事。しかも海からどれほど離れていた場所でもそれを可能にするという事だった。
彼らのビジョンは、世界の海の彼方で、あらゆる年齢の様々なサーフィン・レベルの人々に、ビーチ環境と本当のサーフィン体験を楽しむ機会を与えること。「ウェイブ・ガーデン」の最先端のテクノロジーは、安全でより自然な環境をキープしつつ、幅広いレンジにカスタマイズ可能な本物のサーフィンするための波をクリエイトする。この費用効果がよく環境にやさしいウェイブ・ジェネレーション・テクノロジーは、内陸にウェイブ・スポーツとライフスタイル施設を実現する。
波のクオリティは映像をご覧頂ければ説明するまでもないが,レベルは初心者からプロサーファーまで対応。技術的にはどのようなサイズでも可能なようだが、1.6メートルのサイズがお薦めのようだ。また、リクエストで施設毎に様々なセクションをつくる事も可能で、様々な波がクリエイト出来るらしい。サーフボードも通常海で使っているものが使用可能で、施設の広さに応じて波の長さも調節可能だという。
ウェイブ・ガーデンは、既存の湖や池に設置することができ、自然な外観を維持することができる。というのも、波を生み出すために用いられるテクノロジーの全ては、地下または水中に隠されるのだ。サーフィンの魅力を多くの人に伝えるアクア・スポーツ・アトラクションとして、新しいレクリエーション・センターとなるウェイブ・ガーデン。コントロールされたコンディションで、新製品の開発や、サーフィン技術とニュー・テクノロジーの実験など、エリートサーファーやサーフ・カンパニーのための理想的な研究所にも利用可能となり非常に将来が楽しみな施設である。オフィシャルサイトもチェック。
http://www.wave-garden.com/