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yuki's wagamama online フリーペーパー「フロー」編集長つのだゆきのオフィシャルページ。

yuki's diary > 20100715  

更新日 2010-10-28 | 作成日 2009-01-26  

長い長いブレイクの後の夢の世界。(7/15)

【現地7月15日】

いやぁ、長い長いブレイクの後、長い長いフライトと移動でグッタリのところ、いきなりの6フィートのうっつくしいJベイのパーフェクトウエイブ。夢の世界。

梅雨のジケジケ蒸し暑い日本から、乾燥してさわやかに寒い暖炉生活、UGGブーツ履いてコート着てってさ、う~ん、これは手術の傷跡もかなり痛みますわ。はい。

実際冷えた手で重いカメラ機材とか持ったりして、私の手はだいぶ痛くなっちゃってるので、今日は短めのレポートで勘弁してください。

ビラボンプロJベイ2010、本日からコンテストピリオドがスタート、そして本日からコンテストもスタート。いやぁ、いきなりのいい波でビックリだね。

特に朝の潮の上げているときには相当波良かったよね。チューブあり、アクションありの理想的なサイズ。

そんな中で、長い長いチューブを決めたのがジェレミー・フローレスだ。
まだいる、まだいる、まだいる、あ~、もう無理……のはずがスポッと出てきて9.50。あれはすごかったな。でも2本目が揃えられずに、ボビー・マルチネスにやられてラウンド2に回った。

アンディもきっちり確実にサーフィンできてて、いい出来。一段と身体もシェイプされてたように思う。

デーン・レイノルズはもうラウンドワンとかは余裕になってきた感じ。まったく何の問題もなく、う~ん、やっぱこの人のスタイルカッコいいじゃん、って感じでラウンド3へ。

ジョーディも落ち着いてしっかりお仕事完了。若手のオタオタ感のようなものはすっかり消えて貫禄のサーフィンだった。

で、ケリー様登場。相変わらず違うなぁ、って感じ。当ててる場所と、止まらない感じ。あの、きわどいところに当ててるサーファーはデーンとかファニングとか、トップグループに数人いるけど、それがまったく止まらない感じなのはケリーだけだもんな。マニューバーが無理なくキレイにつながってる感じ。そうねぇ、ここでケリーが優勝するとなると、後半の試合の場所と波を考慮して、かなり10度目のタイトルってのが現実として見えてくると思う。

ま、まだラウンドワンなので、気が早い話だけど、実際問題今日のクラシックな6フィートのJベイの波だとダントツだもんな。問題なく優勝候補筆頭。38歳なのに……。

タジ、ファニングもまったく問題なし。

ただふたりに共通して言えるのは、この手の波だと、なんとな~くサーフィンが軽く見えてしまう感じかな。フェイスの長いここの波は引きずり系のサーフィンが似合うから。

明日もたぶんやりそうだし、その後土曜日もいけそう、みたいな話で、今年は速いテンポで試合が進みそうな気配だよ。



つのだゆき