deeep around the world.

【現地9月12日】

トップ34プラス2枚のワイルドカードの36人フォーマットのデビュー。

ま、なんとなくラウンドが短くて楽な気もしたけど、落とし穴は簡単に次のラウンドに進む、ということ。12ヒートで一日が終わらないって事なんだな、結局。

本日はラウンドワンの12ヒートと、ラウンド2の5ヒートまでの17ヒート消化。

そうねぇ、波は小ぶりだったけど、波の入るヒートでのセットはそこそこサイズがあって、形はさすがのロウワー、Aフレームだったけど、午後になると風が入ってきて面がガタガタという典型的な展開ではあった。あ、午前中の風なしドンぐもりってのも典型的なロウワーだったけど。

今のところ大きな番狂わせはなく、順当にトップ陣が勝ちあがってる。第8シードのボビー・マルチネスがラウンド2で早々と負けちゃったぐらいでそのほかは大体勝ってるから。

でもこのラウンドワンでトップグループが負けないというのはここのところずっと続いていて、同じWTの中にも2～3グループ出来ちゃってるような感じだったから、今回のこの人数減らしはある意味正解だったかも。言っちゃ悪いけど、休憩ヒート少な目だった感じだし。

結果的に順当であるがゆえにワイルドカードのロブ・マチャドとコロヘ・アンディーノはラウンド2で敗退。なんかちょっと残念だったな。

コロヘはディノ・アンディーノの息子さんで、16歳。私この子、ギャ～ギャ～泣いてたガキの頃から知ってますが、もうすっかりお兄さんだもんな。背なんか急に伸びちゃって、まるでジェイミー・オブライエンが巨大化したときのようだよ。

しっかし16歳にしてあの舞台であれだけやるって、やっぱすごいな。日本の16歳諸君、いかがですか?　ま、もちろんデーンと同じヒートに入れば、まだまだ線は細いしスピードはないけど、別に出るクラス間違えちゃいました、って感じじゃなかったもんな。

ロブは相変わらずスタイル出しまくり。早いうちに一線を離れたサーファーの中で、唯一いまだに多くのファンを持っているのも理解できる気がする。すでに37歳なんですけど、この人に中年太りとかゲ～ハ～とか、関係ない言葉っぽいな。何も変わらずだもん。

さて、皆さんは順当だったけど、本日たった一人順当じゃなかったのが私。

まず、あれだけ用意周到にしたはずのメディアパス、リストに名前がなくて、今年もすんなりもらえず。どうもハーレイは相当私をお嫌いなようだよ。もうさ、ホント、アメリカってなんなの、このアジア人に対する差別。受付の女の子なんて、あんたどこの誰なのよ。みたいな感じの応対だったもんな。例の証拠の紙を忘れた私も抜けてたけど、事情を説明してるんだから、担当にケータイ電話1本かけて確認すれば済むことじゃん。それをダメの一点張り。ホント、不親切。

やっぱ、取るべき作戦はトップオフだったか。ま、帰ってきて、すかさず大丈夫だよとのたまった人々に抗議のメール入れておきましたけど。

でもって、もっと順当じゃなかったのは、私今回の旅で大変なものを持ってくるの忘れてしまいました。カードリーダー。カメラで撮影したカードからデータをパソコンに取り込むリーダーですね。気がついたのは時差ぼけで眠れない昨夜だったんだけど、いいや、写真はカードに入れたまま持って帰ろう、なんて思ったんだけど、よく考えれば、それじゃブログに写真アップできね～じゃん。

試合終了後、あちこち駆けずり回って買ってきました。よって更新大幅に遅れまして、申し訳ないっす。

つのだゆき