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【現地9月16日】

どよ～ん、と曇った典型的な朝のトラッスルズ。日が出てきたのは昼過ぎてからだな。9時スタートでラウンド2の残り7ヒートが終了。本当ならラウンド3もやりたかったんだけど、セットの間隔が長すぎてアウト。ま、少しでも今日やれたからよかったんじゃないの、パットとしては。明日あさっての余裕できたし。

私も今日ようやくVIPパスをいただいて、余裕できたし(笑)。あとはちゃんと表彰式を撮らせてくれるかどうかだな。一抹の不安はVIP扱いでメディア扱いじゃないってあたりだけど、最終日の朝に要確認だな。

入りはじめのスウェルで3－5フィート。でも時々6フィートクラスがやってきて、期待は膨らむだけ膨らんだけど、ちょうどオバケセットが入り始めた昼ぐらいから潮まわりが引きいっぱいで、潮止まりとともに波もぴったりストップ。

テイラー・ノックスとロイ・パワーズのヒートなんて2回リスタートだから。

ヒートスタートして10分間どちらも波に乗らず、ジャッジもスコアメイク可能な波が入らなかったと認めたときに、リスタートが成立する。で、これを2回やったので、今日は30分ヒートだったけど、彼らのヒートは50分かかったわけ。いや、ホントにピッタリとまっちゃったもんな、あの時。

次のパット・ガダスカスとキーラン・ペロウのヒートも10分間波が来なくてリスタート。私としてはこの辺は相当ダレたな。後ろに知り合いが来てて声かけてたらしいけど、気づかなかったもんな。ごめんね、ディヴィッド。おそらく目を開いたまま寝てたね、間違いない。

で、ラウンド2が終わったところで潮待ちをかねてエクスプレッションセッション。それも延々2時間。2時間ってね、長いよ。1時から3時まで。ま、でもこれ、うまく考えたよな、パット。さすが元選手。次のラウンドに進むかもしれないので、ラウンドワンを1位通過した選手たちもほとんど来ていたから、ちょうどいい練習時間になったと思う。カメラマンにしたら、とっとと今日はやめてフリーサーフィン撮らせてくれ、なんだろうけど、そうなれば我慢して待っていたローカルたちと波を争わなくてはならないわけで、彼らにとってはゼッケンをつけていようがなんだろうが、顔見知りの30人足らずでポイント独占で練習できるわけで、それは願っても無いことですわ。特にこのトラッスルズはローカルきついから。

そんなわけだからケリー、ファニング、デーン、タジ、CJ……アンディとジョーディ以外は勢ぞろいで、それプラスロブやコロヘも入ってて、メンバー的にはなんて豪華なラインナップなんでしょ、って感じ。明日は間違いなく6フィートオーバーのセットがもっと入るんじゃないかってことで、少し長めの板をテストしている選手が多かったな。

この2時間のセッションの間に、時折うわうわうわ、みたいなセットがやっては来たけど、まだまだコンスタントには入らないって事で、ラウンド3は明日の朝になった。


つのだゆき